アートコート紙は微光沢で落ち着いた印象の素材です。
アートコート紙は、控えめな光沢が特徴です。表面にコートが施されている為、印刷との相性が良く、インクの発色もキレイです。安価でありながら応用の幅が広い便利な紙素材です。
アートコート紙 特徴
色 | 白色 |
光沢 | あり(微光沢) |
質感 | 「微光沢」が特徴の紙素材です。 指でなぞると「ツルツル」しています。 |
価格 | 紙系の中では低価格な素材です。 |
印刷 | 〇・・・何でもOK ×・・・特になし 印刷用のコーティングを表面に施してある為、印刷適正の良いオールマイティな素材です。 |
加工 | 箔押しに向いています。エンボスも可能ですが凹凸は控えめです。 |
種類 | ・73kg(一般的) ・90kg ・110kg ・訂正用(下地の印刷内容が透けない仕様) |
粘着 | アートコート紙は、一般的な粘着、強粘着、超強粘着、弱粘着、強粘再剥離、弱粘再剥離、冷食用など、ご希望に合った粘着を幅広く取り揃えています。 |
化学物質調査 | REACH規制、RoHS指令、など書類提出可能です。 ※材質によって非対応あり |
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アートコート紙 使用用途
商品パッケージ
アートコート紙のシールは、商品パッケージに使用することができます。幅広い印刷物で使われている微光沢な質感は慣れ親しんだ印象があります。印刷の発色も良いので、質感よりも印刷の発色やデザインの再現性を意識したい場合に選ばれることが多いです。
食品ラベル
安価ながら印刷がシャープに出るので、食品ラベルに使われることが多いです。予算内でなるべくシールをたくさん作りたい場合におすすめです。また、食品だけでなく、商品の裏面ラベル全般にお使いい頂けます。
リボンシール
リボンシールは他のシールに比べ、素材や加工の都合からコストが高くなりますが、アート紙を選定することで若干のコスト削減が出来ます。
3種類のコートの違い
コート紙は、「アートコート紙」「マットコート紙」「ミラーコート紙」の3種類があります。素材選びの際に迷われる方も多いかと思いますので、以下にそれぞれの特徴と違いを説明します。
アートコート紙
アートコート紙は、微光沢の紙です。ミラーコート紙ほど鏡のような反射はありません。アートコート紙は、印刷物や雑誌、カタログ、パンフレットなどの広範な用途に使用されます。一般的には鮮やかさとコントラストを求める場合にはミラーコート紙よりもアートコート紙が選ばれることがあります。
マットコート紙
マットコート紙は、つや消し(マット)な仕上がりの紙です。上質に似ていますが、上質よりも真っ白になります。ミラーコート、アートコートに比べ印刷の色が若干暗くなります。真っ白かつ、上質のような紙独特の質感をお求めならマットコートをお勧めします。
ミラーコート紙
ミラーコート紙は、光沢(グロス)のある仕上がりを持つ紙です。この紙は一般的に印刷物や広告などのカラフルな画像や写真に使用されます。ミラーコート紙の表面は鏡のように光を反射し、鮮やかな色彩と高いコントラストを提供します。色の再現性が高く、写真やイラストが鮮明に印刷される特徴があります。
※それぞれ無料の素材見本ございます。ご自身の目でお好きなコート紙をお選び頂く事をおすすめします。
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