φ22mmで11ページを収めた最小サイズ多層ラベル|小島ラベル印刷

最小サイズ 多層ラベル
目次

このラベルのポイント

φ22mmという小さな円形サイズで、実際に多層ラベルを制作した事例です。

1枚構造のラベルでは表示面積が足りない場面でも、内部にリーフレットを折り込めば、説明文や注意書き、多言語表記といった情報を追加で収められます。

巻き折り部分に18mm、左右の糊付けに各2mmを確保した上で、安定して制作できる最小基準をφ22mmと定めています。小型容器で情報量を増やしたいときの目安になる仕様です。

完成イメージ

最小サイズ多層ラベル φ22mmで11ページを収めた制作事例
φ22mmで11ページを収めた最小サイズ多層ラベル

φ22mmの円形ラベルの内部に、リーフレット状の情報を折り込んである多層ラベルです。

見た目は一般的な小型ラベルと変わりませんが、矢印部分から剥がして開くと内部のページが現れます。

表示面積が限られる小型容器でも、注意書きや説明文を1枚のラベルの中に収められる構造です。

課題と解決

課題解決策効果
小型容器に情報を載せたいφ22mmの多層構造で設計小面積でも情報量を確保しやすい
折り構造が開いてしまう糊付け幅を左右各2mmで確保保持性を安定させやすい
最小サイズの基準がない巻き折り部分18mmで検証提案時の基準を明確にできる
表示スペースが足りない全11ページの多層加工説明文や多言語表記を追加できる

技術設計

φ22mmという寸法は、内部リーフレットの折り寸法と、左右の糊付け幅、この二つを同時に成立させる計算から逆算しています。

内訳は、巻き折り部分の最小ストロークが18mm、左右の糊付け幅が各2mm。18mm + 2mm + 2mm = 22mmとなり、これがφ22mmを安定して制作できる最小基準になりました。

この数字より小さくすると、まず折り部分が収まらなくなります。加えて糊付け幅を削ると保持力が落ち、開いてしまうリスクが上がります。両方を同時に満たせる下限が22mmでした。

素材選定も同じ発想です。上層は細かな文字を載せやすいコート73kg、下層は容器に貼る面の安定性を優先してユポ80μを選んでいます。

表面にはPET25のグロスラミネートを重ねました。多層ラベルは開閉時に指で触れる機会が多いため、表面保護を含めた層構成にしています。

仕上げは25枚(5×5)/1シートとしました。小型ラベルをまとめて管理でき、手貼り作業でも扱いやすい枚数です。

素材について|ユポ80μ・コート73kg・PET25

最小サイズ多層ラベル φ22mmを25枚シートで仕上げた制作事例
φ22mmの多層ラベルを25枚付きシートで仕上げた状態

特徴

  • ユポ80μは合成紙で、下層の容器貼付部分に使っています
  • コート73kgは、リーフレット部分の細かな文字表示に向いた素材です
  • 表面はPET25グロスラミネートで保護しています
  • 小型サイズでも、複数ページ分の情報を収納できます
  • 説明文や注意書き、多言語表記もまとめて配置できます

注意点

  • サイズを小さくしすぎると、折り部分が収まらなくなります
  • 糊付け幅が不足すると、開きやすくなることがあります
  • 文字を詰め込みすぎると、可読性が下がります
  • ページ数を増やすときは、厚みと保持性を確認してください
  • 量産前に、開閉性・粘着保持・文字サイズを確認しておくと安心です

一般的なラベルと比較

比較項目一般的なラベル本事例(※特徴)
情報量表面のみ全11ページを収納
サイズ小さいほど表示量が限られるφ22mmで多層化
構造1枚構造リーフレット内蔵
用途商品名や短い表示説明文、注意書き、多言語表記
加工難易度標準的折り寸法と糊付け幅の設計が必要
仕上げシートやロール25枚(5×5)/1シート
最小サイズ多層ラベル φ22mmを展開した制作事例
剥がして展開できるφ22mmの多層ラベル

仕様の詳細

材質ユポ80μ(溶剤強粘着)+ コート73kg + PET25(超トイシ)グロスラミネート
寸法φ22mm
印刷方法上層:オフセット印刷
下層:凸版印刷
色数1色(K100%)
加工多層加工(全11ページ)
仕上げ25枚(5×5)/1シート
量産納期13営業日(土日祝を除く)〜

小型多層ラベルで情報量を確保するには

情報量を確保する上で先に決めるべきは、仕上がり寸法よりも、内部リーフレットの折り寸法と糊付け幅です。

1枚構造のラベルでは、情報量は表面の面積だけで頭打ちになります。小型容器に商品名、注意書き、成分、使用方法、多言語表記をすべて詰め込むと、文字が小さくなりすぎることも珍しくありません。

多層ラベルなら、内部にリーフレットを折り込む分だけ表示面積を増やせます。ただし小さくするほど、折り部分の寸法や糊付け幅、開閉性、保持性に使える余裕は減っていきます。

φ22mmのような小型サイズになると、文字情報を詰め込むより、読ませる順番の整理が先です。重要な情報から並べ、ページごとに役割を分けておくと、可読性を保ちやすくなります。

ラベル面積そのものを広げられない商品に、説明文や注意書きを足したい場合に向いた構造です。

この仕様が向いているケース

  • 小型容器に、できるだけ多くの情報を載せたいとき
  • 通常のラベルでは表示面積が足りないとき
  • 注意書きや説明文を追加したいとき
  • 多言語表記が必要な商品
  • φ22mm程度の小型ラベルを検討している場合
  • 医薬品、化粧品、食品、輸出向け商品など
  • 外箱や別紙を使わず、ラベル1枚に情報をまとめたい場合
  • 量産前に、多層構造の加工限界を確認しておきたいとき

よくある質問

φ22mmより小さい多層ラベルは作れますか?

安定して量産できる範囲で言えば、φ22mmが現実的な下限です。折り部分と糊付け幅を両方確保する必要があるため、これより小さくする場合は加工精度と保持性を個別に確認することになります。

小さい多層ラベルでも文字は読めますか?

読めるかどうかは、文字サイズと情報量のバランス次第です。詰め込みすぎれば可読性は下がるので、優先度の高い情報から順にページを割り振っています。

多層ラベルはどのような用途に向いていますか?

表示スペースが限られる商品全般に向きます。小型容器や化粧品、医薬品、食品のほか、輸出向け商品の多言語表記に使われるケースもあります。

量産前に試作は必要ですか?

多層ラベルに関しては、試作を挟んだほうが安全です。折り構造、開閉性、粘着保持、文字の見やすさを、量産前の段階で確認できます。

何ページまで多層化できますか?

仕様やサイズによって上限は変わります。今回はφ22mmで全11ページの多層加工を行いました。ページ数を増やす場合は、そのつど厚みと保持性を確認する必要があります。

まとめ

今回のポイントは、多層ラベルとして安定制作できるサイズをφ22mmまで絞り込んだことです。

巻き折り部分18mm、左右各2mmの糊付け幅を確保することで、φ22mmでも安定して制作できると確認できました。素材はユポ80μ、コート73kg、PET25グロスラミネートを組み合わせ、全11ページ構成に仕上げています。仕上げは25枚(5×5)/1シートです。小型容器で説明文や注意書き、多言語表記の情報量を確保したい場合の、ひとつの目安になる仕様です。

多層ラベルの構造・対応用途・料金については「多層ラベル印刷」をご覧ください。

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多層ラベル

多層ラベル|製品ページ

印刷物を折り畳んでシールにしました。

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