当社の年末年始の休業日は 12/29 〜 1 /4 です。今年もあとわずか、素敵な日々をお過ごしください。

2層シール | イベントやキャンペーン用シールとして活躍中!

2層シール

商品をWEBサイトとリンクさせるキャンペーン用のシールとして、2層シールをお勧めしています。

目次

2層シール

2層シールとは、その名の通り2層構造になっているシールの事を言います。缶コーヒーやペットボトルに貼付されている上層のシールを剥がすと、下層にQRコードやシリアルナンバーが印字されているシールを見たことはないでしょうか?

今回はそんな2層シールを詳しくご案内いたします。

2層シールの使用目的

2層シール


2層シールは主に、商品を購入した場合についてくるキャンペーンの抽選券のような役割を担っています。
その場で上層をめくって、下層にアタリもしくはハズレが確認できるタイプもあれば、QRコードから簡単にWEBサイトにアクセスし、運が良ければ商品が貰える仕組みになっているケースもあります。

大規模なキャンペーンになると、下層にランダム印字されたIDやシリアルナンバーを、リンクされたWEBサイトに入力するタイプの傾向があります。

活用方法

2層シールは「情報を隠せる」「あとから見せられる」という構造を活かすことで、通常のシールでは実現できない用途に使われています。ここでは、実際に採用されることの多い代表的な活用方法をご紹介します。

キャンペーン・販促施策での活用

もっとも多いのが、販促キャンペーンでの活用です。
1層目を剥がすことで、当たり・ハズレやキャンペーンコード、QRコードが現れる仕組みは、
購買後の「もう一段階のアクション」を自然に生み出します。

たとえば、

・商品購入後に参加できる抽選キャンペーン
・Webサイトや応募フォームへの誘導
・LINEや会員登録への導線設計

など、デジタル施策と組み合わせた販促と相性が良いのが特長です。
情報を隠せる構造のため、不正閲覧や事前流出を防ぎやすい点も評価されています。

シリアル管理・個体識別での活用

2層シールは、可変情報との組み合わせにも向いています。1枚ごとに異なる番号やコードを印刷し、上層で保護することで、

・シリアルコード管理
・製品個体の識別
・トレーサビリティ用途

といった管理用途のラベルとしても使用されています。

特に、流通量が多い製品や、後から番号を確認する必要があるケースでは、印字情報を保護できる2層構造が有効です。

2層シール

2層シール 仕様

2層シールは、上層と下層の色数を自由に選ぶことができます。
例えば、上層が4色・下層は1色というように各層の色数を、オーダーメイドで製作する事が可能になっています。また、先述の通り下層には、QRコード、ID、シリアルナンバーといったバリアブルを印字することも可能です。

ちなみに、上層4色・下層1色が一般的な仕上がりになっております。また、色数を減らすと1枚あたりの単価も比例して下がります。価格を下げたい場合は色数を検討してください。

各層の色数イメージは下記画像をご覧ください。

2層シール

使用材質につきましても多数ありますが、ユポというフィルム系の合成紙が一般的です。(当社調べ)ユポはフィルム系素材のため、耐久性・剥離性共に優れており、どのようなシーンでも安心してお使い頂けます。

また、下層の印字内容が透けないよう、上層に透け防止素材が使用されます。こちらもご安心ください。
製作コストを少しでも抑えたい場合、上層のみコート系(紙素材)にすることも可能ですが、耐久性や剥離性の観点から申しますとあまりお勧めしていません。

有料オプションで、一度剥がしたら粘着効果が無くなる素材や、上層の頭部分のみ粘着が効いていて剥がれないタイプもあります。

他にも上層の剥がし口部分にカット入れ、剥がしやすくすることも可能です。仕上がりもシート・ロールどちらでも対応可能です。ご希望の加工等ございましたら印刷会社に問い合わせてみて下さい。

発注ロットについて

こちらは弊社での受注ロットになりますが、参考にして頂ければ幸いです。

平均ロット:5,000〜100,000枚
最低ロット:5,000枚程度


量が少ないとその分1枚あたりの単価が高くなるため、最低でも5,000枚以上作成することをお勧めします。

データの入稿方法は?

データ入稿は、AIデータ(アドビイラストレーターデータ)にて入稿いただければ問題ありません。ただし、「上層」と「下層」が分かるよう配置・指示する必要がります。

ID、シリアルナンバーといったバリアブルの情報はエクセルデータでご入校いただく必要があります。弊社は上記入稿で問題ありませんが、各社規定があるかもしれませんので入稿前に問い合わせ頂いた方が確実かと思います。

印刷物の基本的な入稿ガイドはコチラをご覧ください。イラストレーター入稿ガイド

2層シール まとめ

初めて2層シールを作成する場合は、使用目的を各ラベル印刷会社にお問い合わせください。適した使用を提案してくれます。2層シールは通常のシールに比べるとコストが高いアイテムです。1枚あたりの単価を落とすには5,000枚以上の発注をお勧めしています。

もちろん当社でも作成可能ですのでお気軽にご相談ください。

活用を前提にした設計相談も可能です

「2層シールを使いたいが、具体的な使い方が固まっていない」この段階での相談も、実務では珍しくありません。活用目的や運用方法を整理したうえで仕様を決めることで、無駄なコストや使いにくさを防ぐことができます。活用方法から逆算した設計が必要な場合は、製品ページもあわせて参考にしてください。

関連ページ

2層シール製品ページ

目次