白引きで細線を残すA6ホログラムシール|すみだ北斎美術館

すみだ北斎美術館 ホログラムシール
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このラベルのポイント

本事例は、すみだ北斎美術館の特別展「北斎サムライ画伝」で配布するA6ホログラムシールです。

素材には、細かなドット状の反射が出るホログラムNo,3を使用しました。印刷は凸版印刷の3色構成で、白、特色、黒を重ねています。

ホログラム素材は下地の反射が強いため、必要な部分に白を印刷し、その上にブルーまたはピンクの特色と黒を印刷しています。図柄の細線を見せながら、ホログラムの光り方も活かした仕様です。

完成イメージ

A6ホログラムシール 白引きとピンク特色で北斎サムライ画伝の図柄を印刷した制作事例
白引きとピンク特色で印刷したA6ホログラムシール

A6サイズのホログラムシールです。

見る角度によって背景の反射が変化し、細かなドット状の光が広がります。ブルー版とピンク版を制作し、来場者配布用のノベルティとして扱いやすい断裁仕上げにしています。

白引き部分では印刷色を見せやすくし、白を入れない部分ではホログラム素材の反射が残ります。細かな線と反射を両立させるための構成です。

課題と解決

課題解決策効果
配布物として印象を残したいホログラムNo,3を使用角度で反射が変化する
細かな線を見せたい必要箇所に白を印刷黒線が反射に埋もれにくい
色違いを展開したいDIC特色で2種を制作ブルー版とピンク版を分けられる
A6で配布したい148×105mmで制作持ち帰りやすい配布物になる
台紙ごと渡したい断裁仕上げを採用1枚ずつ配布しやすい

技術設計

この仕様では、ホログラムの反射を残しながら、人物や装飾の細線を読める状態にする必要がありました。

ホログラムNo,3は、細かなドット状の反射が出る素材です。通常の白い紙やフィルムと違い、下地そのものが光を返すため、インキをそのまま印刷すると色や線が沈んで見える場合があります。

そこで、色をはっきり見せたい部分には白を先に印刷しました。白を下地にすることで、ブルーやピンクの特色が反射に負けにくくなります。黒い細線も、白の上に重ねることで輪郭を残しやすい構成です。

色違いは、ブルー版にDIC138、ピンク版にDIC111を使用しています。どちらも白と黒を共通にし、特色だけを変えることで、同じ構成のまま2種類を作り分けています。

仕上げは断裁です。シール本体と台紙をA6サイズでそろえられるため、展示会やイベントで1枚ずつ配りやすくなります。ロールではなく、台紙ごと持ち帰れる形にすることが重要でした。

A6ホログラムシールでは、素材の反射、白引きの範囲、特色の見え方、断裁後の扱いやすさをまとめて確認します。本事例は、白、特色、黒を重ねることで、図柄の細かさとホログラムの光り方を両立させた仕様です。

A6ホログラムシール ホログラムNo3に白引きと特色を重ねたピンク版の拡大写真
ホログラムNo,3に白引きと特色を重ねた拡大写真

素材について|ホログラムNo,3

特徴

  • 細かなドット状の反射が出る
  • 見る角度によって光り方が変わる
  • ノベルティや限定配布用シールに使いやすい
  • 白フィルムでは出しにくい反射表現ができる
  • 白引きと組み合わせると印刷色を見せやすい

注意点

  • 下地の反射で印刷色が沈んで見える場合がある
  • 細かい文字や線は白引きの設計が重要
  • 色の見え方は照明や角度で変わる
  • 淡い色は反射の影響を受けやすい
  • 色再現を重視する場合は試作確認が有効

一般的なラベルと比較

比較項目一般的なラベル本事例(※特徴)
用途商品表示や管理表示来場者配布用ノベルティシール
素材紙・白フィルムホログラムNo,3
見え方印刷色が中心反射と印刷を組み合わせる
色の出し方素材の上に直接印刷白引き後に特色を印刷
サイズ用途により小型も多いA6サイズ
仕上げシート・ロールが多い台紙ごと渡せる断裁仕上げ
A6ホログラムシール ブルー版とピンク版を並べたすみだ北斎美術館の制作事例
ブルー版とピンク版を並べたA6ホログラムシール

仕様の詳細

ブルー版

材質ホログラムNo,3
寸法148×105mm(A6サイズ)
印刷方法凸版印刷
色数3色(白、DIC138、黒)
加工無し
仕上げ断裁
量産納期6営業日(土日祝を除く)〜

ピンク版

材質ホログラムNo,3
寸法148×105mm(A6サイズ)
印刷方法凸版印刷
色数3色(白、DIC111、黒)
加工無し
仕上げ断裁
量産納期6営業日(土日祝を除く)〜

A6ホログラムシールで細かな図柄を見せるには

A6ホログラムシールで細かな図柄を見せるには、素材の反射だけに頼らず、印刷部分の見え方を設計する必要があります。

ホログラム素材は、角度によって光り方が変わります。背景として強い印象を出せる一方で、細い線や淡い色は反射に埋もれる場合があります。文字や輪郭を読ませたい部分には、白を下地に入れる方法が有効です。

白引きを入れる範囲を広くすると、色は安定しやすくなります。ただし、ホログラムらしい反射は弱くなるため、光らせたい部分と読ませたい部分を分けることが重要です。

配布用のノベルティシールでは、サイズと仕上げも確認します。A6サイズは手渡ししやすく、台紙ごと持ち帰りやすい寸法です。断裁仕上げにすれば、シール本体と台紙を同じサイズにそろえられます。

細かな図柄をホログラム素材に印刷する場合は、白引き、特色、黒線、仕上げ寸法を合わせて決めると、反射と可読性を両立しやすくなります。

この仕様が向いているケース

  • 展示会やイベントで配布するノベルティシールを作りたい
  • A6サイズで存在感のある配布物を作りたい
  • 細かな図柄をホログラム素材に印刷したい
  • 白引きと特色印刷を組み合わせたい
  • ブルー版とピンク版など色違いを展開したい
  • 台紙ごと渡せる断裁仕上げにしたい
  • 通常の紙シールより印象に残る仕様にしたい
  • 来場者配布用の記念シールを制作したい

よくある質問

ホログラム素材に細かい線は印刷できますか?

印刷できます。ただし、ホログラムの反射で線が見えにくくなる場合があります。細線を見せたい部分には、白を下地に印刷してから黒を重ねる仕様が適しています。

色違いのホログラムシールは制作できますか?

制作できます。本事例では、ブルー版とピンク版を制作しています。DICやPANTONEなどの特色指定により、色違いの展開ができます。

A6サイズのノベルティシールはどの仕上げが向いていますか?

配布用であれば、断裁、ブチヌキ、1枚カットが向いています。本事例ではA6サイズのため、台紙ごと同じ寸法に仕上げる断裁を採用しています。

ホログラムシールに白印刷は必要ですか?

必須ではありません。ただし、色や細線をはっきり見せたい場合は白印刷が有効です。白を入れない場合、素材の反射が強く出て、印刷色が沈んで見えることがあります。

A6サイズ以外でも制作できますか?

制作できます。配布方法、貼付用途、必要な見え方に合わせて、サイズや仕上げ方法を変更できます。

まとめ

本事例では、すみだ北斎美術館の特別展「北斎サムライ画伝」で配布するA6ホログラムシールを制作しました。

素材にはホログラムNo,3を使用しています。寸法は148×105mmのA6サイズです。印刷は凸版印刷の3色です。ブルー版は白、DIC138、黒。ピンク版は白、DIC111、黒で制作しています。

加工は無し、仕上げは断裁です。量産納期は6営業日(土日祝を除く)〜となります。A6ホログラムシールで、白引き、特色印刷、黒線、断裁仕上げを組み合わせたい場合に参考になる制作事例です。

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お客様情報

お客さますみだ北斎美術館
業界美術館
事業規模-
事業内容北斎及び門人の作品紹介
展覧会・普及事業の実施

すみだ北斎美術館
葛飾北斎と「すみだ」との関わりを伝える美術館です。北斎及び門人の作品を紹介し、展覧会、講座、講演、ワークショップなどを通じて、北斎に関する情報を地域と国内外へ発信しています。

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