PANTONE 2239の網点で緑に寄せたホログラムサンプルシール|小島ラベル印刷
このラベルのポイント
ホログラムシールの色の見え方を確認するために制作した、法人向けサンプルシールです。
使用したのは、反射柄がなめらかなホログラムNo,1です。印刷は凸版印刷の2色で、白とPANTONE 2239を組み合わせました。
文字と枠は白を先に印刷し、その上にPANTONE 2239を重ねています。背景にもPANTONE 2239の50%網点を入れることで、ホログラムの反射を残したまま全体を緑系に寄せました。
完成イメージ
サイズは120×35mmの長方形です。
ホログラムNo,1の反射に、PANTONE 2239のグリーンを重ねました。文字と枠は白引き後に特色を印刷し、背景は50%網点で色をのせています。
全面を濃く印刷せず、網点で背景に色を加えることで、ホログラムの光り方を残したまま、全体の色味を緑方向に寄せています。
課題と解決
| 課題 | 解決策 | 効果 |
| ホログラムを緑系に見せたい | PANTONE 2239を使用 | 色の方向性を指定できる |
| 文字と枠を読みやすくしたい | 白引き後に特色を重ねる | 反射面でも情報を見せやすい |
| 反射感を残したい | 背景は50%網点で印刷 | 光り方を残しながら色を加えられる |
| 配布用サンプルにしたい | 120×35mmの断裁仕上げ | 台紙ごと渡しやすい |
| 仕様を複雑にしたくない | 2色印刷のみで構成 | 短納期で進行しやすい |
技術設計
この仕様でいちばん判断が分かれたのは、文字と枠にどこまで白を使うかでした。反射を活かしつつ緑系に寄せる、そのバランスが軸になっています。
使用したのはホログラムNo,1です。柄の主張が比較的少ないため、色を重ねても反射の変化が見えやすくなります。
印刷は凸版印刷の2色です。文字と枠には先に白を印刷しました。ホログラム素材は下地の反射が強く、特色をそのまま印刷すると、角度によって文字が沈んで見えることがあります。
白の上にPANTONE 2239を重ねれば、文字と枠の視認性を確保しやすくなります。読ませたい部分には白を使い、反射を残したい部分とは分けて考えました。
背景にはPANTONE 2239の50%網点を印刷しました。全面ベタで濃く印刷すると、ホログラムの反射が弱く見えることがあります。網点なら、緑の印象を加えながら素材の光り方も残せます。
仕上げは断裁です。シールと台紙を同じ120×35mmの長方形に裁ち落とすので、サンプルとして1枚ずつ配布しやすくなります。
加工はなしです。箔押しやラミネートは加えず、ホログラムNo,1、白、PANTONE 2239、50%網点だけで色の見え方を確認できる構成にしました。
ホログラムシールで特定色に寄せる場合は、特色を選ぶだけでなく、白引きの範囲と網点濃度を決める必要があります。今回は、緑系のホログラム表現を確認するためのサンプルとして仕上げました。
素材について|ホログラムNo,1
特徴
- 見る角度によって反射色が変わる
- 反射柄がなめらかで色を重ねやすい
- 白引きと特色印刷を組み合わせられる
- ノベルティやサンプルシールに使いやすい
- 断裁仕上げで配布用にしやすい
注意点
- 下地の反射で印刷色の見え方が変わる
- 読ませたい部分には白引きが有効
- 全面ベタ印刷ではホログラム感が弱くなる場合がある
- 細かい文字は反射で読みづらくなる場合がある
- 色味を重視する場合は試作や色校正で確認する
一般的なラベルと比較
| 比較項目 | 一般的なラベル | 本事例(※特徴) |
| 用途 | 商品表示や管理用 | 配布用ホログラムサンプル |
| 素材 | 白い紙や白フィルム | ホログラムNo,1 |
| 色の見せ方 | 印刷色で表現 | PANTONE 2239で緑系に調整 |
| 白引き | 使わない場合もある | 文字と枠に白引き |
| 背景 | ベタや無地 | 50%網点で反射を残す |
| 仕上げ | シートやロール | 配布しやすい断裁仕上げ |
仕様の詳細
| 用途 | ホログラムサンプルシール |
| 材質 | ホログラムNo,1(溶剤強粘着) |
| 寸法 | 120×35mm(長方形) |
| 印刷方法 | 凸版印刷 |
| 色数 | 2色(白+PANTONE 2239) |
| 加工 | なし |
| 仕上げ | 断裁 |
| 量産納期 | 5営業日(土日祝を除く)〜 |
ホログラムシールで緑系の反射を作るには
ホログラムシールで緑系の反射を作るなら、特色の選定、白引きの範囲、背景の網点濃度をまとめて考える必要があります。
ホログラム素材は見る角度によって反射色が変わり、素材だけでは7色に反射します。特定の色味に寄せたいなら、印刷色を重ねて全体の見え方を調整する必要があります。
文字や枠など、読ませたい部分には白引きが有効です。先に白を印刷し、その上からPANTONE 2239を重ねれば、ホログラムの反射に文字が埋もれにくくなります。
背景まで白引きすると色は安定しやすくなりますが、そのぶんホログラムの光り方は弱くなります。反射を残したいなら、白を入れずに特色の網点を使う方法があります。
今回は、背景にPANTONE 2239の50%網点を使いました。緑の印象を加えつつ、ホログラムNo,1の反射を残すためです。
緑系に限らず、青、赤、黄などに寄せたホログラムシールでも考え方は同じです。読ませる部分は白引き、光らせる部分は網点や白なしで調整すると、色味と反射感を両立しやすくなります。
この仕様が向いているケース
- 緑系のホログラムシールを作りたい
- PANTONE 2239のような特色を使いたい
- 白引きと特色印刷を組み合わせたい
- 背景にホログラムの反射を残したい
- 網点で色味を調整したい
- ホログラムサンプルを配布したい
- 120×35mm程度の長方形シールを作りたい
- 断裁仕上げで1枚ずつ渡しやすくしたい
よくある質問
ホログラムシールを緑系に見せることはできますか?
可能です。今回はPANTONE 2239を使い、背景に50%網点を入れて緑系の見え方に寄せました。
ホログラム素材に白引きは必要ですか?
読ませたい文字や枠には有効です。白引きを入れれば、下地の反射の影響を抑え、特色を見せやすくなります。
背景を網点にする理由は何ですか?
色を加えながらホログラムの反射を残すためです。全面ベタにすると反射感が弱くなりやすいので、背景には50%網点を使いました。
PANTONE以外の色でも制作できますか?
制作できます。青、赤、黄など目的に合わせて特色を選び、白引きや網点濃度で見え方を調整します。
断裁仕上げはサンプル配布に向いていますか?
向いています。シールと台紙を同じ長方形に裁ち落とすので、1枚ずつ渡しやすく、サンプルやノベルティにも使いやすい仕上げです。
まとめ
今回のポイントは、白引きの範囲と網点の濃度で、反射を残しながら緑系に寄せる境界を探ったことです。ホログラムシールの見え方を確認するための法人向けサンプルシールとして制作しました。
素材はホログラムNo,1、粘着剤は溶剤強粘着の組み合わせです。寸法は120×35mmの長方形です。
印刷は凸版印刷の2色。白とPANTONE 2239を使い、文字と枠には白を先に印刷、背景にはPANTONE 2239の50%網点を入れました。
加工はなし、仕上げは断裁です。量産納期は5営業日(土日祝を除く)からです。
ホログラムの反射を残しながら特定の色味に寄せたいときは、白引きの範囲と背景網点の濃度がポイントになります。今回の組み合わせは、その一つの目安です。
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株式会社小島ラベル印刷
1959年創業のラベル・シール印刷会社です。神奈川県伊勢原市を拠点に、法人向けのオーダーメイドラベルを制作しています。本事例は、ホログラムシールの色の見え方を確認するために制作した自社サンプルです。
ホログラムシール|製品ページ
虹のように反射する特殊な素材。