和紙奉書に金箔と透明ホログラム箔を重ねた焼酎ラベル|西平酒造
このラベルのポイント
本事例は、黒糖焼酎「加那」のボトルに使用する焼酎ラベルです。
素材には、細かなストライプ調の風合いがある和紙奉書を使用しました。印刷はオフセット印刷の4色カラーです。
細密な柄や小さな文字を再現しながら、村田金箔OG No,12とクルツ社レーザーエスエル透明を組み合わせています。金箔の反射に、角度で見え方が変わる透明ホログラム箔を加えた仕様です。
完成イメージ
黒い焼酎ボトルに、表ラベル、封印ラベル、ブランドラベル、裏ラベルを組み合わせた仕様です。表ラベルは90×40mm。和紙奉書に4色カラー印刷を行い、金箔と透明ホログラム箔を加えています。
和紙の落ち着いた質感、細密な印刷、箔の反射を組み合わせ、黒いボトル上でラベルの存在感が出る構成にしています。
課題と解決
| 課題 | 解決策 | 効果 |
| 細密な柄を再現したい | オフセット印刷を採用 | 小さな文字や細部を表現しやすい |
| 酒類ラベルらしい紙質にしたい | 和紙奉書を使用 | 細かなストライプ調の風合いを活かせる |
| 黒いボトル上で存在感を出したい | 金箔を使用 | 銘柄名や縁取りを反射で見せられる |
| 角度で見え方を変えたい | 透明ホログラム箔を追加 | 通常の金箔とは違う光の変化を加えられる |
| 複数ラベルを組み合わせたい | 表、封印、ブランド、裏ラベルで構成 | ボトル全体の見え方を整えやすい |
技術設計
この仕様では、細密な柄の再現、和紙奉書の質感、箔押しの反射を同時に成立させることを重視しています。
印刷方法はオフセット印刷です。小さな文字や細い装飾が多いラベルでは、印刷の再現性が仕上がりに影響します。4色カラーで細部を表現し、和紙奉書の質感を残しながら印刷しています。
素材には和紙奉書を使用しました。紙面に細かなストライプ調の風合いがあるため、焼酎、日本酒、リキュールなどの酒類ラベルで、紙らしい落ち着いた見え方を出しやすい素材です。
加工は、金箔と透明ホログラム箔を併用しています。金箔は銘柄名や縁取りを見せるために使い、透明ホログラム箔は、右上部分などに角度による反射の変化を加える目的で使用しています。
1本のボトルに複数のラベルを組み合わせるため、表ラベルだけでなく、封印ラベル、ブランドラベル、裏ラベルの見え方も合わせて確認しています。
和紙奉書、4色カラー、金箔、透明ホログラム箔を同時に使う場合は、印刷と箔押しの位置関係が重要です。細かな柄を印刷で再現し、見せたい部分だけに箔を重ねることで、情報量と質感を両立しやすくなります。
素材について|和紙奉書
特徴
- 薄いストライプ調の風合いがある和紙素材
- 酒類ラベルや和風商品のラベルに使いやすい
- 黒や濃色ボトルに貼ると紙の質感が見えやすい
- 箔押しと組み合わせやすい
- 銘柄ラベルに落ち着いた印象を加えやすい
注意点
- 紙素材のため耐水性は高くない
- 冷蔵や結露がある場合は貼付環境の確認が必要
- カラー印刷では色が少し沈んで見える場合がある
- 細密な柄は印刷方式の選定が重要
- 箔押しを併用する場合は位置ズレや線幅を確認する
一般的なラベルと比較
| 比較項目 | 一般的なラベル | 本事例(※特徴) |
| 用途 | 通常の商品表示 | 黒糖焼酎の銘柄ラベル |
| 素材 | コート紙や一般紙 | 和紙奉書 |
| 印刷 | 凸版や一般的なカラー印刷 | オフセット4色印刷 |
| 加工 | 加工なし、または金箔のみ | 金箔 + 透明ホログラム箔 |
| 見え方 | 一定の印象になりやすい | 角度で光の見え方が変わる |
| 構成 | 表ラベルのみの場合もある | 表、封印、ブランド、裏ラベルを組み合わせる |
仕様の詳細
| 西平酒造加那 焼酎ラベル(フロント) | |
| 材質 | 和紙奉書(水溶強粘着) |
| 寸法 | 90×40mm(長方形) |
| 印刷方法 | オフセット印刷 |
| 色数 | 4色カラー |
| 加工 | 箔押し(村田金箔 OG No,12)+ クルツ社 レーザーエスエル透明 |
| 仕上げ | 5枚/1シート |
| 量産納期 | 15営業日(土日祝を除く) |
焼酎ラベルで細密表現と箔の質感を両立するには
焼酎ラベルで細密な柄と箔の質感を両立するには、印刷方式、素材、箔の種類、加工範囲を分けて考える必要があります。
細かな柄や小さな文字を入れる場合は、印刷の再現性が重要です。本事例では、オフセット印刷を使い、4色カラーで細密な表現に対応しています。
一方で、箔押しは印刷とは異なる工程です。細すぎる線や広すぎる面は、箔の転写に影響する場合があります。そのため、すべてを箔で見せるのではなく、銘柄名、縁取り、ワンポイントなど、反射させたい部分を絞ることが重要です。
透明ホログラム箔は、通常の金箔とは異なり、見る角度によって反射の出方が変わります。焼酎ラベルに変化を加えたい場合は、金箔と透明ホログラム箔を役割分けして使用すると、過度に主張させずに奥行きを出しやすくなります。
焼酎ラベルで和紙、4色印刷、金箔、透明ホログラム箔を組み合わせる場合は、素材の吸い込み、印刷の細部、箔の位置、貼付するボトルの色まで確認して仕様を決めることが重要です。
封印ラベルは、ボトル輸送時の揺れや箱内の接触で傷む場合があります。本事例では、ネック部分の封印ラベルを保護するため、保護用カバーも確認できる仕様になっています。
この仕様が向いているケース
- 焼酎ラベルを和紙で作りたい
- 黒糖焼酎や熟成酒の銘柄ラベルを作りたい
- 細密な柄や小さな文字を再現したい
- 金箔を使って銘柄名を見せたい
- 透明ホログラム箔で角度による変化を加えたい
- 表ラベル、封印ラベル、ブランドラベルを組み合わせたい
- 黒いボトルに貼る酒類ラベルを作りたい
- 高価格帯や限定流通の商品ラベルを作りたい
よくある質問
和紙奉書は焼酎ラベルに向いていますか?
向いています。薄いストライプ調の風合いがあり、焼酎、日本酒、リキュールなど、紙の質感を出したい酒類ラベルに使いやすい素材です。
透明ホログラム箔とは何ですか?
角度によって光の見え方が変わる透明系の箔です。金箔とは違う反射を部分的に加えたい場合に使いやすい加工です。
細かな柄がある焼酎ラベルでも印刷できますか?
内容によりますが、細かな柄や小さな文字が多い場合は、オフセット印刷が選択肢になります。本事例では4色カラーのオフセット印刷で制作しています。
金箔と透明ホログラム箔を同じラベルに使えますか?
使用できます。ただし、箔の種類ごとに転写条件や見え方が異なるため、加工範囲と位置関係を確認して仕様を決める必要があります。
封印ラベルやブランドラベルも一緒に制作できますか?
制作できます。表ラベルだけでなく、封印ラベル、ブランドラベル、裏ラベルなど、ボトル全体で使用する複数ラベルの制作に対応できます。
まとめ
本事例では、西平酒造株式会社様の黒糖焼酎「加那」に使用する焼酎ラベルを制作しました。
表ラベルには和紙奉書を使用し、水溶強粘着を組み合わせています。寸法は90×40mmの長方形です。
印刷はオフセット印刷の4色カラーです。加工には、村田金箔OG No,12とクルツ社レーザーエスエル透明を使用し、金箔と透明ホログラム箔の見え方を組み合わせています。
焼酎ラベルで、和紙奉書、細密なオフセット4色印刷、金箔、透明ホログラム箔を組み合わせたい場合に参考になる仕様です。
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※初回注文は2000枚から対応しています。
お客様情報
| お客さま | 西平酒造株式会社 |
| 業界 | 酒類製造業 |
| 事業規模 | 9名 |
| 事業内容 | 奄美黒糖焼酎の製造と販売 |
西平酒造株式会社
鹿児島県奄美市にある酒蔵です。奄美黒糖焼酎を製造しており、公式サイトでは「音楽をつくるように醸し、奏でるように発信する」酒蔵として紹介されています。
焼酎ラベル|製品ページ
焼酎の個性と、土地の味を伝える。