PANTONE 485を刷った期間限定焼酎ラベルと箱|西平酒造
このラベルのポイント
黒糖焼酎「加那」の期間限定品向けに、ラベルと箱を同時に手がけた事例です。
ラベル素材は和紙 白を選びました。通常品とは違う紙にして、PANTONE 485の赤を凸版印刷で2度刷りしています。
箱はコートボール450g/㎡のワンタッチ箱です。ラベルと箱をまとめて制作することで、期間限定品としての仕様を一つにそろえました。
完成イメージ
サイズは137×100mmの長方形ラベルです。
和紙 白にPANTONE 485を1色で印刷し、2度刷りすることで赤の濃度を出しています。白い図柄や文字は、赤い印刷面とのコントラストで浮かび上がる仕様です。
箱は展開寸法374×343mmのワンタッチ箱です。ラベルと同じPANTONE 485を使い、期間限定品として並べたときに仕様がそろって見えるようにしています。
課題と解決
| 課題 | 解決策 | 効果 |
| 期間限定品として通常品と分けたい | 通常品と異なる和紙 白を採用 | 限定品の仕様差を出しやすい |
| 赤色をしっかり見せたい | PANTONE 485を2度刷り | 特色の濃度を出しやすい |
| ラベルと箱をそろえたい | 同じ赤を基準に制作 | 商品全体の仕様を管理しやすい |
| 箱も同時に用意したい | ワンタッチ箱まで制作 | 限定品の出荷準備を進めやすい |
技術設計
この仕様の軸になっているのは、赤の色そのものです。期間限定品として通常品と差を出すこと、PANTONE 485を安定して見せること、ラベルと箱をまとめて管理すること——この3つを、同じ赤を基準に組み立てています。
ラベル素材には和紙 白を使いました。表面に紙の風合いが出る素材で、酒類ラベルとの相性がよく、通常品と違う素材にすることで限定品らしさも出しやすくなります。
印刷は凸版印刷の特色1色です。PANTONE 485を2度刷りしているのは、1度刷りでは赤の濃度が物足りなくなるからです。和紙はインキが沈みやすいので、色の見え方を見ながら印刷設計をしています。
箱はコートボール450g/㎡、オフセット印刷2色にニスを重ねています。ラベルと箱で同じPANTONE 485を使うことで、ボトル単体ではなく、箱に入った状態まで含めて仕様をそろえました。
仕上げは、ラベルが2枚/1シート、箱がワンタッチ箱です。ラベル貼付と箱詰め、それぞれの現場作業を前提に、限定品として扱いやすい構成にしています。
素材について|和紙 白・コートボール450g/㎡
特徴
- 和紙 白は紙らしい風合いが出やすい
- 酒類ラベルや和風商品との相性がよい
- 特色印刷との組み合わせに向く
- コートボール450g/㎡は箱材として扱いやすい厚み
- ラベルと箱をまとめて発注しやすい
注意点
- 和紙はフィルムに比べて耐水性が低い
- 結露や水濡れが多い環境では事前に確認しておく
- 紙質によってインキが沈んで見えることがある
- 色味を厳密に合わせたい場合は試作や色校正を挟む
- 箱とラベルは素材が違うので、同じ特色でも見え方に差が出る
一般的なラベルと比較
| 比較項目 | 一般的なラベル | 本事例(※特徴) |
| 用途 | 定番商品の表示 | 期間限定品の焼酎ラベル |
| 素材 | コート紙や一般紙 | 和紙 白 |
| 印刷 | CMYKまたは特色 | PANTONE 485の2度刷り |
| 付属物 | ラベルのみの場合が多い | ワンタッチ箱も同時制作 |
| 仕様管理 | ラベル単体で管理 | ラベルと箱をまとめて管理 |
| 向いている用途 | 通常販売品 | 限定品、企画品、贈答用酒類 |
仕様の詳細
| 〖ラベル〗 | |
| 材質 | 和紙 白(水溶強粘着) |
| 寸法 | 137×100mm(長方形) |
| 印刷方法 | 凸版印刷 |
| 色数 | 1色(PANTONE 485) ※2度刷り |
| 加工 | - |
| 仕上げ | 2枚/1シート |
| 量産納期 | 5営業日(土日祝を除く) |
| 〖箱〗 | |
| 材質 | コートボール450g/㎡ |
| 寸法 | 374×343mm |
| 印刷方法 | オフセット印刷 |
| 色数 | 2色(K100% + PANTONE 485)+ ニス |
| 加工 | - |
| 仕上げ | ワンタッチ箱 |
| 量産納期 | 2週間程度 |
焼酎ラベルで期間限定品の仕様を整えるには
焼酎ラベルで期間限定品の仕様を整えるなら、通常品と何を変えるかを先に決めておく必要があります。
限定品と通常品の違いは、銘柄名だけで出すものではありません。素材、印刷色、箱の有無、仕上げ形態まで変えてはじめて、違いとして伝わります。酒類商品は箱に入った状態で目にする場面も多いので、ラベルと箱を切り離して考えすぎないほうがいいでしょう。
今回は、ラベルに和紙 白を使い、PANTONE 485を2度刷りしました。同じ赤を箱にも使うことで、ラベルと箱を同時に制作しています。
焼酎の期間限定品は、素材と色、箱の仕様をまとめて設計しておくと、商品全体の印象がぶれにくくなります。
この仕様が向いているケース
- 焼酎の期間限定ラベルを検討している
- 通常品と違う和紙素材を使いたい
- PANTONE指定の赤で印刷したい
- 特色1色を2度刷りして濃度を出したい
- 焼酎ラベルと箱をまとめて制作したい
- ワンタッチ箱で酒類パッケージを組みたい
- 限定品や企画商品を通常品と仕様で分けたい
- ラベルと箱の色味をそろえて管理したい
よくある質問
焼酎の期間限定ラベルは制作できますか?
制作できます。素材、特色、仕上げを通常品から変えることで、期間限定品としての仕様に仕上げられます。
PANTONE指定色を2度刷りできますか?
対応できます。今回はPANTONE 485を凸版印刷で2度刷りし、赤の濃度をしっかり出す仕様にしました。
和紙 白は酒類ラベルに向いていますか?
紙の質感を出したい酒類ラベルには向いています。ただ紙素材である以上、結露や水濡れが多い環境では事前の確認をおすすめします。
ラベルと箱を一緒に制作できますか?
制作できます。今回も焼酎ラベルとワンタッチ箱を同時に手がけました。色味や仕様をまとめて管理したい場合に向いています。
箱だけ、またはラベルだけでも依頼できますか?
内容によって対応します。ラベルと箱を同時に検討する場合は、貼付位置、箱の形状、色指定、数量をあわせて確認していきます。
まとめ
今回のポイントは、ラベルと箱を同じPANTONE 485で統一し、期間限定品としての一体感を出したことです。西平酒造株式会社様の黒糖焼酎「加那」期間限定品向けに制作しました。
ラベルは和紙 白、PANTONE 485を凸版印刷で2度刷り。寸法は137×100mmで、仕上げは2枚/1シートです。箱はコートボール450g/㎡、オフセット印刷2色にニスを重ねたワンタッチ箱にしています。
焼酎の期間限定品で、和紙素材、特色赤の2度刷り、箱の同時制作を組み合わせるなら、この仕様が目安になります。
限定品や複数SKUで特色・素材・加工を統一して量産する場合の考え方は、焼酎ラベル印刷でご紹介しています。
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お客様情報
| お客さま | 西平酒造株式会社 |
| 業界 | 酒類製造業 |
| 事業規模 | 9名 |
| 事業内容 | 奄美黒糖焼酎の製造と販売 |
西平酒造株式会社
鹿児島県奄美市の酒蔵です。1927年創業で、奄美黒糖焼酎を製造しています。黒糖焼酎「加那」は、奄美の方言で「愛しい人」を意味します。
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焼酎の個性と、土地の味を伝える。