白引きと赤網点で反射を残すホログラム告知シール|W&Rs
このラベルのポイント
イベント告知用に依頼を受けたのが、このホログラムシールです。
素材は見る角度で反射色が変わるホログラムNo,1です。表面は白とPANTONE Warm Red Cの2色、裏面は黒1色で印刷しています。
ロゴとフレームは、赤がホログラムの反射に沈まないよう、先に白を印刷してから特色赤を重ねています。背景はあえて白を入れず、赤の網点でホログラムの光り方を残しました。
完成イメージ
仕上がりは103×59mmの長方形です。手渡しで配る前提のサイズにしています。
ロゴとフレームは白引きの上にPANTONE Warm Red Cを重ねました。ホログラムの反射を受けても、赤い文字や線が沈みにくくなります。
背景には白を入れず、赤の網点で表現しました。赤い印象を出しながら、ホログラムNo,1の反射も生かせます。
課題と解決
| 課題 | 解決策 | 効果 |
| ホログラムで目立たせたい | ホログラムNo,1を使用 | 角度で反射色が変わる |
| 赤を読みやすくしたい | 白引き後に特色赤を印刷 | 下地反射の影響を抑えられる |
| 反射感も残したい | 背景は白なしの赤網点で表現 | 赤い印象と光り方を両立できる |
| 裏面にも情報を入れたい | 裏面に黒1色印刷 | 配布時に告知情報を伝えられる |
| 1枚ずつ配布したい | 断裁仕上げで納品 | カード状に渡しやすい |
技術設計
今回、最後まで迷ったのが白引きの範囲でした。ホログラム素材の反射を活かしながら、赤いロゴとフレームの視認性をどこまで確保するかという判断です。
素材はホログラムNo,1です。見る角度で反射色が変わるため、通常の白地シールより印象に残りやすく、手に取った瞬間の見え方を重視したい告知やノベルティに向いています。
ただ、ホログラム素材は下地の反射が強く、赤インキをそのまま印刷すると角度によって色が沈んだり文字が読みづらくなったりします。そこでロゴとフレームだけ、先に白を印刷してからPANTONE Warm Red Cを重ねました。
とはいえ全面に白引きを入れると、今度はホログラムの反射自体が弱くなってしまいます。背景部分は白を入れず、赤の網点で表現することにしました。白引きする範囲と反射を残す範囲を分ける設計です。
裏面は黒1色で告知情報を印刷しています。断裁仕上げの配布用シールは貼る前に裏面も見られるので、表面は視認性と反射感、裏面は情報伝達と役割を分けました。
仕上げは断裁です。シールと台紙を103×59mmの長方形に裁ち落とすことで、カード状にまとまり、会場や店頭で1枚ずつ配りやすくなります。
ホログラムシールで赤を見せるときは、すべてに白を入れるのではなく、読ませる部分と反射を残す部分を分けるのがポイントです。今回は白引き、特色赤、赤網点、裏面印刷を組み合わせたイベント告知向けの仕様にしています。
素材について|ホログラムNo,1
特徴
- 見る角度で反射色が変わり、動きのある見え方になる
- イベント告知やノベルティで目に留まりやすい
- 白引きと特色印刷を組み合わせて使える
- 通常の白地シールより印象に残りやすい
- 断裁仕上げにすれば配布物として扱いやすい
注意点
- 下地の反射が強いぶん、淡い色は見えにくくなることがある
- 赤や文字をはっきり見せたい部分には白引きが効く
- 全面に白引きを入れるとホログラムらしさが弱まる
- 細かい文字は反射に負けて読みづらくなることがある
- 色味を重視するなら色校正で確認したほうがいい
一般的なラベルと比較
| 比較項目 | 一般的なラベル | 本事例(※特徴) |
| 用途 | 商品表示や配布用 | イベント告知用ホログラムシール |
| 素材 | 白い紙や白フィルム | ホログラムNo,1 |
| 赤の表現 | 赤インキのみ | 白引き+PANTONE Warm Red C |
| 背景 | ベタ印刷や通常印刷 | 白なしの赤網点 |
| 裏面 | 無地の場合が多い | 黒1色で告知情報を印刷 |
| 仕上げ | シートやロール | 配布しやすい断裁仕上げ |
仕様の詳細
| 用途 | イベント告知用シール |
| 材質 | ホログラムNo,1(溶剤強粘着) |
| 寸法 | 103×59mm(長方形) |
| 印刷方法 | 凸版印刷 |
| 色数 | 表:2色(白+PANTONE Warm Red C) 裏:1色(黒) |
| 加工 | なし |
| 仕上げ | 断裁 |
| 量産納期 | 5営業日(土日祝を除く)〜 |
ホログラムシールで赤をきれいに見せるには
ホログラムシールで赤をきれいに見せるには、赤をそのまま印刷する部分と、下に白を入れる部分を分けて考える必要があります。
ホログラム素材は下地が強く反射するため、赤インキをそのまま印刷すると、角度によって色が沈んだり文字が反射に負けたりします。ロゴや文字、フレームのように読ませたい部分は、先に白を印刷してから赤を重ねる方法が有効です。
反対に、全面に白を入れてしまうとホログラムらしさそのものが薄れます。背景や装飾部分は白を入れず、赤の網点で表現したほうが、赤い印象を保ちながら反射も残せます。
イベント告知用のシールは、目立つことと読めることを両方満たす必要があります。表面はホログラムの反射で視線を集め、伝えたい情報だけ白引きと特色赤で見せる。裏面に黒1色の告知情報を足せば、配布物としても扱いやすくなります。
断裁仕上げは、シールと台紙を長方形にそろえる分、カード状に渡しやすくなります。貼る前に手元で見られる時間があるからこそ、表面と裏面で役割を分ける意味が出てきます。
ホログラムシールで赤を使うなら、全面を白で隠すのではなく、白引きする範囲を絞るのがポイントです。視認性と反射感を両立させたいときは、白引き、特色赤、網点表現、裏面印刷を組み合わせる設計が有効です。
この仕様が向いているケース
- イベント告知用のホログラムシールを作りたい
- ホログラム素材に赤を印刷してみたい
- ロゴやフレームを赤ではっきり見せたい
- 白引きと特色印刷を組み合わせたい
- 背景にホログラムの反射を残したい
- 裏面にも告知情報を入れたい
- 断裁仕上げで1枚ずつ配りたい
- 通常の白地シールより目立つノベルティにしたい
よくある質問
ホログラムシールに赤を印刷できますか?
印刷できます。この事例ではPANTONE Warm Red Cを使い、赤をはっきり見せたい部分だけ白を印刷してから重ねました。
白引きとは何ですか?
カラー印刷の下に白を敷く方法です。透明素材やホログラム素材の下地に影響されず、色や文字をはっきり見せたいときに使います。
全面に白引きを入れた方がよいですか?
目的次第です。全面に白を入れれば色は見えやすくなりますが、その分ホログラムの反射は弱くなります。反射を残したい部分は白を入れない設計が向いています。
裏面にも印刷できますか?
できます。この事例では裏面に黒1色で告知情報を入れました。配布用シールで補足情報を載せたい場合に向いています。
断裁仕上げは配布用に向いていますか?
向いています。台紙ごと長方形に裁ち落とす仕上げなので、カードのように1枚ずつ配りやすくなります。
まとめ
今回のポイントは、白引きの範囲を絞ることで赤の視認性とホログラムの反射感を両立させたことです。株式会社W&Rs様のイベント告知用ホログラムシールとして仕上げました。
素材はホログラムNo,1に溶剤強粘着を組み合わせ、寸法は103×59mmの長方形にしています。
表面は白とPANTONE Warm Red Cの2色、裏面は黒1色です。ロゴとフレームは白引きのあとに赤を重ね、背景は白を入れずに赤の網点で表現しています。
加工はなし、仕上げは断裁。量産納期は5営業日(土日祝を除く)〜です。
イベント告知やノベルティ、配布用シールなどで、ホログラムNo,1と白引き、特色赤、裏面印刷、断裁仕上げの組み合わせはそのまま応用できます。
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ホログラム制作事例
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お客様情報
| お客さま | 株式会社W&Rs |
| 業界 | アパレル業界 |
| 事業規模 | - |
| 事業内容 | ブランド、企業の経営業務、アドバイザリー業務 |
株式会社W&Rs
ブランドや企業の経営業務、アドバイザリー業務を行う企業です。本事例では、イベント告知用の配布シールとして、ホログラムNo,1と特色赤を組み合わせたシールを制作しました。
ホログラムシール|製品ページ
虹のように反射する特殊な素材。