和紙コットンとエンボスを組み合わせたラベル|みなべクラフト梅酒
このラベルのポイント
本事例は、クラフト梅酒の瓶に使用する酒類ラベルです。
胴巻きラベルと封印シールを同時に制作し、素材にはナチュラルな質感のある和紙コットンを使用しました。印刷は凸版印刷の特色3色です。
ラベル表面にはエンボス加工を加え、紙の風合いと凹凸感を組み合わせています。量産前には試作を行い、色味、質感、エンボスの出方を確認してから本制作に進めた事例です。
完成イメージ
クラフト梅酒の瓶に、胴巻きラベルと封印シールを組み合わせた仕様です。
正面には89×78mmの胴巻きラベルを貼付し、キャップ部分には123×23.5mmの封印シールを使用しています。和紙コットンの質感に特色3色印刷とエンボス加工を組み合わせ、特別感のある酒類ラベルに仕上げています。
課題と解決
| 課題 | 解決策 | 効果 |
| クラフト梅酒に合う質感にしたい | 和紙コットンを使用 | 紙の風合いを活かせる |
| 特別感を出したい | エンボス加工を追加 | 手に取った時の凹凸感が出る |
| 瓶口まで一体感を出したい | 封印シールも同時制作 | 商品全体の印象を整えやすい |
| 仕上がりを事前確認したい | 試作後に量産 | 色味と加工感を確認できる |
技術設計
酒類ラベルでは、瓶に貼った状態での質感、色の見え方、手に取った時の印象が重要です。本事例では、光沢の強い素材ではなく和紙コットンを選び、クラフト梅酒に合う自然な紙質を優先しました。
印刷は特色3色の凸版印刷です。CMYKではなく特色を使うことで、赤、青、黄系の色を狙った色味で管理しやすくしています。さらにエンボス加工を加えることで、紙の表面に凹凸をつけています。
和紙コットンは表面に風合いがあるため、エンボスが強く出すぎる素材ではありません。そのため、量産前に試作を行い、紙質、印刷、エンボスのバランスを確認しています。手貼り作業に合わせて、仕上げは4枚付きのシート納品としました。
素材について|和紙コットン
特徴
- 自然な紙の質感がある
- クラフト系、酒類、食品ラベルと相性がよい
- 光沢を抑えた落ち着いた印象にしやすい
- 特色印刷と組み合わせることで、紙の風合いを活かせる
注意点
- 瓶の保管環境によっては、粘着の選定が重要になる
- フィルム素材のような耐水性はない
- 紙の表面に風合いがあるため、細かな印刷は事前確認が必要
- エンボスは素材によって見え方が変わる
一般的なラベルと比較
| 比較項目 | 一般的なラベル | 本事例(和紙コットン+エンボス) |
| 素材感 | 平滑な紙やフィルム | 自然な紙の風合い |
| 加工 | 印刷のみ | エンボスで凹凸を追加 |
| 色表現 | CMYK印刷が中心 | 特色3色で色を管理 |
| 構成 | 正面ラベルのみ | 胴巻きと封印シールを併用 |
| 確認方法 | データ確認のみの場合もある | 試作後に量産 |
仕様の詳細
| 材質 | 和紙コットン(水溶強粘着) |
| 寸法 | 胴巻き:89×78mm(0R) 封印 :123×23.5mm(0R) |
| 印刷方法 | 凸版印刷 |
| 色数 | 3色(DIC568、DIC2165、DIC197) |
| 加工 | エンボス |
| 仕上 | 4枚 / 1シート |
| 量産納期 | 7営業日(土日祝を除く)~ |
クラフト梅酒ラベルで特別感を出すには
クラフト梅酒ラベルで特別感を出すには、素材、印刷色、加工を別々に考えるのではなく、瓶に貼った状態でどう見えるかを基準に仕様を決めることが重要です。
本事例では、自然な質感の和紙コットンを選び、特色3色で印刷しています。さらにエンボス加工を加えることで、見た目だけでなく、触った時にも違いが分かる仕様にしました。
限定品や高価格帯の酒類ラベルでは、紙の質感や加工の出方が商品の印象に影響します。特に和紙系素材やエンボス加工を使う場合は、量産前に試作を行い、色味、凹凸、貼付後の見え方を確認するのが安全です。
この仕様が向いているケース
- クラフト梅酒、焼酎、日本酒などの酒類ラベル
- 紙の質感を活かしたい商品ラベル
- 限定品や小ロットの特別仕様ラベル
- 胴巻きラベルと封印シールを同時に制作したい場合
- エンボス加工の仕上がりを試作で確認したい場合
よくある質問
和紙コットンは酒瓶ラベルに使えますか?
使用できます。紙の風合いを活かしたい酒類ラベルに向いています。ただし、冷蔵、結露、水濡れが多い環境では、使用条件に合わせた確認が必要です。
エンボス加工は和紙コットンでもできますか?
可能です。ただし、和紙コットンは表面に風合いがあるため、エンボスの見え方は素材や絵柄によって変わります。凹凸感を重視する場合は、試作確認をおすすめします。
胴巻きラベルと封印シールを同時に制作できますか?
可能です。本事例では、瓶の正面に貼る胴巻きラベルと、キャップ部分に使う封印シールを同時に制作しています。
特色印刷にするメリットはありますか?
指定色を使う場合や、ブランドカラーを安定させたい場合に向いています。CMYK印刷よりも、狙った色を管理しやすいケースがあります。
手貼り用の仕上げにできますか?
可能です。本事例では、手貼り作業に合わせて4枚付きのシート仕上げで納品しています。
まとめ
本事例は、クラフト梅酒瓶に使用する和紙コットン素材の酒類ラベルです。
胴巻きラベルと封印シールを同時に制作し、特色3色印刷とエンボス加工を組み合わせました。紙の質感を活かしながら、試作で仕上がりを確認してから量産した仕様です。
クラフト酒、限定品、高価格帯の商品で、素材感や加工感を重視したい場合に向いています。
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酒造メーカー様向け情報
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お客様情報
| お客さま | みなべクラフト梅酒 |
| 業界 | 酒類製造業 |
| 事業規模 | - |
| 事業内容 | 梅酒の製造販売 |
みなべクラフト梅酒
和歌山県みなべ町は、国内第一の梅の産地。昔から自分の畑で採れた梅を使い、家庭で自家製の梅酒をつくり、家族で楽しんできたという文化が根付いています。自家農園で栽培した安心安全な南高梅であること。それぞれの個性が際立つレシピでつくること。つくり手の顔が見える「Farm to Table」な梅酒を私たちは「クラフト梅酒」としています。