リピール粘着で再封できるコーヒー豆ラベル|ブルーボトルコーヒー
このラベルのポイント
コーヒー豆のパッケージに貼る商品ラベルです。
「ウィンターシングルオリジン」には、開封後も袋口を留め直せるリピール粘着を採用しています。もう一方の「ブルーボトル ITA-AME アップル シナモン コリアンダー」は、一般粘着で仕上げました。
素材は上質70kgです。凸版3色印刷とエンボス加工を組み合わせ、紙の質感を保ちながら貼り直しにも対応できる仕様にしています。
完成イメージ
コーヒー豆の袋にぐるっと巻きつけるように貼る、帯状のラベルです。
サイズはウィンターシングルオリジンが230×60mm、ブルーボトル ITA-AMEが190×45mm。どちらも上質70kgを使い、PANTONE指定色を含む凸版3色印刷で仕上げています。
表面のエンボス加工が、紙の質感にもうひと手間の凹凸を加えています。コーヒー豆パッケージの紙箱や袋の風合いにもなじみやすい仕上がりです。
課題と解決
| 課題 | 解決策 | 効果 |
| 開封後も袋口を留めたい | リピール粘着を採用 | 貼り直しに対応できる |
| 紙素材の質感を活かしたい | 上質70kgを使用 | 自然な風合いを出せる |
| 指定色を再現したい | PANTONE指定色で印刷 | 色の方向性を管理しやすい |
| 触感を加えたい | エンボス加工を追加 | 表面に凹凸を付けられる |
| 手貼りで使いたい | 5枚/1シートで納品 | 貼付作業で扱いやすい |
技術設計
今回の設計で一番判断に関わったのは、粘着の選び方です。そこに、上質紙の質感、特色印刷の安定性、エンボス加工の見え方が絡んできます。
ウィンターシングルオリジンの袋は、開封後に折り位置が変わります。一般粘着では貼り直しがきかないため、リピール粘着を選びました。
素材の上質70kgは、コート紙に比べて紙らしい質感が出ます。インキがわずかに沈む分、色は落ち着いた印象になり、紙の風合いを活かしたいパッケージに合わせやすい素材です。
印刷は凸版3色。黒のほかに、商品ごとにPANTONE指定色を割り当てています。ブランドカラーや商品ごとの色分けを管理したい場合に向く印刷方法です。
表面のエンボス加工は、印刷色を増やさずに凹凸を出せる点が扱いやすいところです。紙の質感を保ったまま、手に取ったときの触感に変化をつけられます。
仕上げは5枚/1シート。コーヒー豆袋へ手貼りする工程を踏まえ、1枚ずつ剥がしやすい納品形態にしました。
素材について|上質70kg
特徴
- 紙らしい自然な質感がある
- 光沢を抑えた、落ち着いた見え方になる
- 特色印刷との相性がよい
- エンボス加工で凹凸を出せる
- 食品パッケージの商品ラベルに使いやすい
注意点
- 紙素材のため耐水性はそれほど高くない
- 水濡れや油分が多い環境では別素材も検討したい
- インキが沈む分、色が落ち着いて見える場合がある
- 貼り直し用途では粘着と貼付面の相性を事前に確認する
- エンボスの細かい柄は凹凸の出方を確認しておく
一般的なラベルと比較
| 比較項目 | 一般的なラベル | 本事例(※特徴) |
| 用途 | 商品表示用 | コーヒー豆袋の再封対応ラベル |
| 素材 | コート紙や白フィルム | 上質70kg |
| 粘着 | 一般粘着が多い | 一部にリピール粘着を採用 |
| 貼り直し | 基本的に不可 | 袋口の留め直しに対応 |
| 加工 | 印刷のみの場合もある | エンボス加工で凹凸を追加 |
| 仕上げ | 断裁やロール | 5枚/1シート |
仕様の詳細
| 材質 | ウィンターシングルオリジン 上質70kg(リピール) ブルーボトル ITA-AME アップル シナモン コリアンダー 上質70kg(一般粘着) |
| 寸法 | ウィンターシングルオリジン 230×60mm(長方形) ブルーボトル ITA-AME アップル シナモン コリアンダー 190×45mm(長方形) |
| 印刷方法 | 凸版印刷 |
| 色数 | ウィンターシングルオリジン 3色(黒 / PANTONE 5503U / PANTONE 306U) ブルーボトル ITA-AME アップル シナモン コリアンダー 3色(黒 / PANTONE 221U / PANTONE 306U) |
| 加工 | エンボス |
| 仕上 | 5枚 / 1シート |
| 量産納期 | 6営業日(土日祝を除く)~ |
コーヒー豆ラベルで開封後の再封をするには
開封後の袋を留め直せるかどうかは、ラベルの形状よりも粘着仕様の選び方で決まります。
一般粘着はしっかり貼る用途には向きますが、何度も貼り直す使い方には向きません。開封後に折り返して留める場合、貼る位置がそのつど変わるため、再粘着できる仕様が必要になります。
リピール粘着を使えば、開封後も袋口を留め直しやすくなります。ただ、袋の材質や表面の凹凸、印刷面、保管環境によって貼り付き方は変わるため、量産前に実際のパッケージで確認しておきたいところです。
紙素材を使う場合は、水濡れや油分にも注意が必要です。常温で扱うコーヒー豆袋には上質紙が使いやすい一方、湿気や摩擦が多い用途では素材や表面保護もあわせて検討します。
この仕様が向いているケース
- コーヒー豆の袋に貼るラベルを作りたい
- 開封後に袋口を留め直したい
- リピール粘着を使いたい
- 上質紙の自然な質感を活かしたい
- PANTONE指定色で印刷したい
- エンボス加工で凹凸を加えたい
- 食品パッケージ用の商品ラベルを作りたい
- 手貼り用に5枚付きシートで納品したい
よくある質問
コーヒー豆の袋をラベルで留め直せますか?
リピール粘着なら、開封後もラベルを貼り直して袋口を留めやすくなります。ただ、袋の材質や表面状態によって相性が変わるため、事前の確認は欠かせません。
上質紙はコーヒー豆袋のラベルに向いていますか?
紙らしい自然な質感を求める場合には向いている素材です。水濡れや油分が多い環境には弱いため、使用環境によっては別素材や保護加工も検討します。
リピール粘着と一般粘着を商品ごとに使い分けられますか?
商品ごとに使い分けられます。このラベルでは、ウィンターシングルオリジンにリピール粘着、ブルーボトル ITA-AMEに一般粘着を採用しました。
エンボス加工はどのような効果がありますか?
ラベル表面に凹凸を加える加工です。紙の質感を保ったまま、見た目と触感に変化をつけられます。
PANTONE指定色で印刷できますか?
対応しています。このラベルでも、商品ごとにPANTONE指定色を使い分け、凸版3色で仕上げました。
まとめ
今回のポイントは、粘着仕様を商品ごとに使い分けたことです。ブルーボトルコーヒージャパン合同会社様のコーヒー豆パッケージ用に、2種類のラベルを制作しました。
素材は共通して上質70kg、印刷は凸版3色とエンボス加工の組み合わせです。ウィンターシングルオリジンには、開封後も袋口を留め直せるリピール粘着を採用しています。
一方のブルーボトル ITA-AME アップル シナモン コリアンダーは、一般粘着で仕上げました。
紙の質感と特色印刷、エンボス加工、貼り直し機能。この組み合わせが必要になる場面では、今回のような仕様の考え方がそのまま使えます。
関連ページ
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食品ラベル制作事例
同じようなラベル・シールをご検討の方へ
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用途や貼付環境に合わせて、適した仕様をご提案します。
お客様情報
| お客さま | ブルーボトルコーヒージャパン合同会社 |
| 業界 | コーヒー業界 |
| 事業規模 | 285名(日本国内では24店舗、世界では100店舗以上) |
| 事業内容 | コーヒー、コーヒー豆等の販売他 |
ブルーボトルコーヒージャパン合同会社
カリフォルニア州オークランドで始まったコーヒーブランドです。コーヒー豆やドリンクウェア、抽出器具などを展開しています。
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