容器のフタに11ページのレシピを載せた食品用多層ラベル|フラット・クラフト

レシピ 多層ラベル
目次

このラベルのポイント

食品容器のフタに貼る、40×40mmのレシピ多層ラベルです。

上層のコート73kgにレシピを両面印刷し、全11ページに折り畳んでいます。限られたフタ面に、複数の調理方法や使用例を収める仕様です。

下層にはユポ80μと溶剤強粘着を使用しました。容器のフタへ直接貼り、ミシン目から開けば、別紙を同梱しなくてもレシピ情報を商品へ添付できます。

完成イメージ

レシピ多層ラベル GHEE EASYの容器フタに40mm角ラベルを貼付した制作事例
GHEE EASYの容器フタに貼付した40mm角のレシピ多層ラベル

GHEE EASYの容器フタに貼る、40×40mmの正方形ラベルです。

閉じているときはフタの上に収まっているだけですが、ミシン目から開くと、折り畳まれたレシピ面を順番にめくっていけます。

商品名を見せるラベルではなく、購入後の使い方を伝えるためのものです。容器に貼ったままレシピを読めるので、別紙のように失くしてしまう心配が少なくなります。

課題と解決

課題解決策効果
レシピを通常ラベルに収められない全11ページの多層構造を採用複数の使用例を掲載できる
説明書を商品と一緒に届けたい容器のフタへ直接貼付別紙の紛失を防ぎやすい
小さなフタ面しか使えない40×40mmに折り畳む限られた面に情報を集約できる
水分や手の接触も想定したいユポ80μとPET16μラミネートを使用外側の保護性を高められる
手貼りで使いたい20枚/1シートで納品貼付作業を進めやすい

技術設計

単層ラベルに複数のレシピを詰め込むと、文字や写真がどうしても小さくなります。今回は貼付面を小さく保ったまま表示面積を稼ぐ方法として、上層の印刷物を折り畳み、全11ページに展開できる多層構造を選びました。

40×40mmというフタ面の寸法は動かせない前提でした。そのぶん、ページ数と折り方で情報量を確保する設計です。

レシピ面にはコート73kgを使いました。細かな文字や写真を印刷しやすく、両面印刷にも折り加工にも耐える紙です。上層はオフセット印刷で、表裏とも4色刷りにしています。

容器と接する下層には、ユポ80μを選びました。食品容器のフタは保管中や使用中に手が触れやすく、水分がかかる場面も想定されます。下層を耐水性のある素材にしておくことで、貼付後の状態が安定しやすくなります。

外側にはPET16μラミネートを重ねました。開く前の状態でも普段から手で触れられる位置にあるため、表面の擦れや汚れへの配慮が欠かせません。

加工はミシンタイプの多層加工です。開く位置、折り順、ページ順のどれか一つでもずれると、レシピが正しい順番で読めなくなります。入稿時には専用フォーマットへ配置し、ページの向きと順番を一つひとつ確認します。

レシピ多層ラベルは、情報量だけでなく、貼付面、開き方、文字サイズ、写真の見え方、手貼り作業まで含めて設計する仕様です。今回は、食品容器のフタ上でレシピを完結させるために、多層構造と20枚付きシート仕上げを組み合わせています。

レシピ多層ラベル GHEE EASYのフタに貼付したミニレシピブックの制作事例
フタ上に収まるミニレシピブック型の多層ラベル

素材について|コート73kg・ユポ80μ

特徴

  • コート73kgは細かな文字や写真の印刷に向く
  • 両面印刷と折り加工の両方に対応しやすい
  • ユポ80μは水に強く、破れにくい合成紙
  • PET16μラミネートが外側の印刷面を守る
  • 溶剤強粘着で容器フタにしっかり固定できる

注意点

  • 折り畳んだ紙部分を含むため完全防水ではない
  • ページ数が増えれば、そのぶん厚みも増す
  • 貼付前にフタの平面部分と材質を確認する
  • 小さな文字は量産前に可読性を確認しておく
  • 折り位置、開く方向、ページ順は入稿前に確認する

一般的なラベルと比較

比較項目一般的なラベル本事例(※特徴)
情報量表面1面が中心全11ページ
構造1枚のラベル印刷物を折り畳んだ多層構造
掲載内容商品名や基本情報複数のレシピや使用例
開封操作なしミシン目から開封
貼付場所容器側面や天面40mm角のフタ上部
納品形態シートまたはロール20枚/1シート
レシピ多層ラベル ミシン目から開封する40mm角の食品用多層ラベル制作事例
ミシン目から開封する40mm角の食品用多層ラベル

仕様の詳細

材質上層:コート73kg+PET16μ(ラミネート)
下層:ユポ80μ(溶剤強粘着)
寸法40×40mm(正方形)
印刷方法上層:オフセット印刷
下層:凸版印刷
色数上層:4色/4色
下層:1色(墨)
加工多層加工(ミシンタイプ)
仕上げ20枚/1シート
量産納期13営業日(土日祝を除く)〜
レシピ多層ラベル 11ページのレシピ面を蛇腹状に開いた食品ラベル制作事例
11ページのレシピ面を蛇腹状に開いた多層ラベル

レシピ多層ラベルで使用方法を商品に付けるには

まず整理するのは掲載したい情報量です。調理方法、使用例、写真、注意事項をどこまで入れるかによって、必要なページ数が変わってきます。

続いて、容器側の貼付可能寸法を確認します。フタに貼るのであれば、平らな部分の直径、段差、材質、開閉時に触れる位置まで見ておく必要があります。40mm角のような小さな寸法でも、多層構造にすれば表示面積は増やせます。

入稿データは、多層ラベル専用のフォーマットに配置します。折り畳んだ後の順番と、開いたときにどちらから読むかが重要で、通常の1枚ラベルとは違い、見えている面と印刷時の配置がそのまま一致しないことがあります。

食品用途では、使用時の環境も見ておきます。キッチンで使う商品は水分や油分、手の接触を受けやすいため、外側のラミネートや下層素材の選び方が変わってきます。

レシピ多層ラベルは、商品名を見せるためのラベルではなく、購入後の使い方を商品そのものに添付するための仕様です。別紙や冊子を同梱しにくい食品や、容器上で使用方法を伝えたい商品に向いています。

レシピ多層ラベル 20枚付きシートで並べた食品容器フタ用ラベル制作事例
20枚/1シートで仕上げたレシピ多層ラベル

この仕様が向いているケース

  • 食品のレシピや使用例を商品に付けたい
  • 調理方法を複数ページに分けて説明したい
  • 別紙を同梱せず、容器上で情報を完結したい
  • 小さなフタ面に多くの情報を載せたい
  • 購入後、商品を使いながら説明を確認してほしい
  • 写真入りの使用例をラベル内に収めたい
  • 手貼りしやすいシート仕上げで納品してほしい
  • 5,000枚以上の継続生産を予定している

よくある質問

多層ラベルのページ数は変更できますか?

変更できます。掲載内容、ラベル寸法、文字サイズに合わせてページ数を検討していきます。ただしページ数が増えるほど厚みも増すため、貼付面積と開きやすさの確認とあわせて決める必要があります。

入稿データはどのように作成しますか?

仕様が固まった段階で、多層ラベル用のIllustratorフォーマットをお渡しします。指定された範囲に、ページ順と読み方向を確認しながら原稿を配置していただきます。

食品容器のフタにも貼れますか?

平らな貼付面が確保できれば対応できます。フタの材質、直径、段差、表面状態、開閉時に触れる位置は事前に確認しておく項目です。

水に濡れても使えますか?

外側はPETラミネートで保護されていますが、折り畳んだ紙部分を含むため完全防水ではありません。水分や油分が多い環境では、使用条件を別途確認したほうがいいでしょう。

シート状で納品できますか?

対応できます。今回は手貼り作業に合わせて、20枚/1シートで仕上げています。

まとめ

今回のポイントは、40×40mmという貼付寸法を変えずに、全11ページ分のレシピを収めたことです。株式会社フラット・クラフト様のGHEE EASYに使用するレシピ多層ラベルとして制作しました。

上層にはコート73kgとPET16μラミネート、下層にはユポ80μと溶剤強粘着を使用しています。

上層はオフセット印刷の4色/4色、下層は凸版印刷の1色(墨)です。加工はミシンタイプの多層加工で、仕上げは20枚/1シートにしています。

限られたフタ面に使用方法や調理例をどう収めるか。食品用のレシピ多層ラベルを検討する際の一つの判断材料になる仕様です。

関連ページ

多層ラベル製品ページ
食品ラベル製品ページ
ユポ素材ページ

同様の仕様での制作、素材・粘着・加工の選定もご相談ください。
用途や貼付環境に合わせて、適した仕様をご提案します。

お客様情報

お客さま株式会社フラット・クラフト
業界食品業界
事業規模-
事業内容食品の輸入・卸・販売
GHEE EASYなどの食品ブランド展開

株式会社フラット・クラフト
GHEE EASY、MCTオイル、アマニ油などを展開していた食品関連企業です。2025年10月1日に新日本製薬株式会社と合併し、現在はフラット・クラフトの商品情報がflatcraft.jpで案内されています。

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