きれいに剥がせる弱粘着の透明ノベルティシール|株式会社シュクレイ
このラベルのポイント
レモンショップとキャラメルゴーストハウスのために制作した、ノベルティシールです。
使用した素材は透明PET50μ/BWS1018です。透明でありながら弱粘着なので、貼った後に剥がされる可能性があるノベルティに向いています。
印刷は白+4色カラーです。透明PETの上で絵柄を見せるため白インキを使い、変形のブチヌキ仕上げで台紙ごと1枚ずつ配布しやすい形にしました。
完成イメージ
2種類の絵柄を、同じ透明PETの弱粘着シールで制作しています。
レモンショップはレモンの絵柄、キャラメルゴーストハウスはキャラクターの絵柄。それぞれの形に合わせて変形のブチヌキ仕上げにしました。
透明素材なので、貼った後の余白部分が目立ちません。スマートフォンケースやノートPCに貼ったとき、印刷部分だけが浮き上がって見えます。
課題と解決
| 課題 | 解決策 | 効果 |
| 透明素材で作りたい | 透明PET50μを使用 | 余白部分が目立ちにくい |
| 剥がしやすくしたい | BWS1018の弱粘着を採用 | 貼り直しや剥がしに対応しやすい |
| 絵柄を見せたい | 白+4色カラーで印刷 | 透明素材でも色を出しやすい |
| 絵柄の形に合わせたい | 変形ブチヌキで仕上げ | キャラクターやロゴの形を活かせる |
| 1枚ずつ配布したい | 台紙ごと全抜き | ノベルティとして渡しやすい |
技術設計
今回いちばん悩んだのは、透明感と発色の両立でした。剥がしやすさや配布時の扱いやすさも合わせて考える必要がありました。
選んだ素材はエイブリーデニソン社製のBWS1018です。透明PETに弱粘着を組み合わせているため、一般的な強粘着シールに比べて、剥がす場面を想定した設計がしやすくなります。
透明PETは印刷していない部分がそのまま透ける素材です。貼付面の色や質感を残せる反面、カラー印刷だけでは絵柄が沈んで見えることがあります。そこで絵柄の下に白インキを敷き、その上に4色カラーを重ねました。
白インキをどこまで入れるかも判断が分かれます。全面に入れれば発色は安定しますが、透明感は弱くなります。絵柄を見せたい部分だけ白を入れ、余白は透明のまま残すことで、貼付後のなじみやすさを保っています。
仕上げはブチヌキにしました。シール本体と台紙を同じ形状で抜くので、単体のノベルティとしてまとまりやすくなります。四角い台紙に複数面付けするのではなく、絵柄ごとに1枚で渡すための仕上げです。
弱粘着といっても、貼付面によって剥がれ方は一律ではありません。スマートフォンケース、PC、ノート、クリアファイルなど、材質や表面状態が変われば密着感も変わります。量産前に、実際の使用環境を想定しておく必要があります。
透明PETの弱粘着シールは、素材の透明感、白インキの範囲、粘着の強さ、ブチヌキ形状のどれか一つでは決まりません。今回は、貼った後の見え方と剥がすときの扱いやすさを両立させる方向でまとめました。
素材について|透明PET50μ/BWS1018
特徴
- 透明で貼付後に余白が目立ちにくい
- 弱粘着で剥がしやすい
- スマートフォンケースやPC向けのノベルティに使いやすい
- 白インキと4色カラーを組み合わせられる
- 絵柄に合わせた変形ブチヌキに対応しやすい
注意点
- 透明素材は貼付面の色で印刷の見え方が変わる
- 白インキの有無で発色が大きく変わる
- 弱粘着でも貼付面によって剥がれ方が異なる
- 細かい変形カットは抜き形状の確認が必要
- 剥がしやすさを重視する場合は実際の貼付面で確認する
一般的なラベルと比較
| 比較項目 | 一般的なラベル | 本事例(※特徴) |
| 用途 | 商品表示や配布用 | 透明弱粘着ノベルティシール |
| 素材 | 白い紙や白フィルム | 透明PET50μ |
| 粘着 | 一般粘着が多い | BWS1018の弱粘着 |
| 貼付後 | シールの背景が残る | 透明部分がなじみやすい |
| 印刷 | カラー印刷のみの場合もある | 白+4色カラー |
| 仕上げ | シートやロール | 絵柄に合わせたブチヌキ |
仕様の詳細
| 用途 | ノベルティシール |
| 材質 | 透明PET50μ/BWS1018(エイブリーデニソン社製) |
| 寸法 | - |
| 印刷方法 | 凸版印刷 |
| 色数 | 5色(白+4色カラー) |
| 加工 | なし |
| 仕上げ | ブチヌキ(全抜き) |
| 量産納期 | 6営業日(土日祝を除く)〜 |
透明PET弱粘着シールできれいに剥がせるノベルティを作るには
透明PET弱粘着シールでノベルティを作るなら、貼付後の見え方と剥がすときの扱いやすさを同時に押さえておく必要があります。
透明PETは印刷部分以外が透ける素材なので、白い紙のシールよりも貼付面になじみます。スマートフォンケースやノートPCに貼っても、余白が目立ちません。
ただ、透明素材は貼付面の色に影響を受けます。絵柄をはっきり見せたいなら、白インキを入れたうえで4色カラーを重ねなければなりません。白を入れない部分は、貼付面の色がそのまま透けて見えます。
ノベルティは、受け取った人が一時的に貼って、あとで剥がすことも想定されます。BWS1018のような弱粘着素材を使えば、一般粘着より剥がしやすい仕様にできます。
弱粘着といっても、貼付面によって剥がれ方は変わります。樹脂、ガラス、金属、紙、塗装面では密着の強さが違うので、配布後にどこへ貼られるかを想定してから素材を選ぶ必要があります。
剥がしやすさだけを優先すると、貼っている間の安定性が犠牲になることもあります。貼る面、使用期間、配布方法、絵柄の見え方を整理したうえで、粘着と印刷の仕様を決めるのが順番です。
この仕様が向いているケース
- 透明ノベルティシールを作りたい
- 剥がしやすい弱粘着シールにしたい
- スマートフォンケースやPCに貼るシールを作りたい
- 貼付後に余白が目立ちにくい仕様にしたい
- 白インキと4色カラーを組み合わせたい
- 絵柄に合わせた変形シールを作りたい
- ブチヌキ仕上げで1枚ずつ配布したい
- 食品ブランドやショップの配布用シールを作りたい
よくある質問
透明素材でノベルティシールは作れますか?
制作できます。今回は透明PET50μを使用し、白+4色カラーでノベルティシールに仕上げました。
弱粘着シールはきれいに剥がせますか?
一般粘着より剥がしやすい仕様にはなります。ただ、貼付面の素材や状態によって剥がれ方は変わるため、実際の使用環境での確認が必要です。
透明シールに白インキは必要ですか?
絵柄や文字をはっきり見せたいなら必要です。透明素材は貼付面の色が透けてしまうため、白インキを入れることで発色が安定します。
変形のブチヌキ仕上げにできますか?
可能です。今回は絵柄の形状に合わせてブチヌキで仕上げました。1枚ずつ配布するノベルティシールに向いた仕上げです。
スマートフォンケースに貼るシールにも使えますか?
スマートフォンケース向けの用途としても検討しやすい仕様です。透明素材で貼付後の余白が目立たず、弱粘着なので、あとで剥がす可能性があるノベルティにも合います。
まとめ
今回のポイントは、透明素材でありながら弱粘着という組み合わせで、貼付後の見た目と剥がしやすさを両立させたことです。株式会社シュクレイ様のレモンショップとキャラメルゴーストハウスのノベルティシールとして制作しました。
素材は透明PET50μ/BWS1018です。弱粘着で剥がしやすい仕様にまとめています。
印刷は白+4色カラーです。透明素材の上で絵柄を見せるため、白インキの上にカラー印刷を重ねました。
加工はなし、仕上げは変形ブチヌキです。量産納期は6営業日(土日祝を除く)からです。
透明感と剥がしやすさを両立させたいノベルティシールでは、白インキの範囲と弱粘着の選び方が仕様を左右します。今回の組み合わせは、その一つの形です。
関連ページ
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透明PET素材ページ
透明PET制作事例
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同様の仕様での制作、素材・粘着・加工の選定もご相談ください。
用途や貼付環境に合わせて、適した仕様をご提案します。
お客様情報
| お客さま | 株式会社シュクレイ |
| 業界 | 製菓/商社 |
| 事業規模 | 1,601名(2025年9月現在) |
| 事業内容 | お菓子(和・洋)の企画・製造・販売 |
株式会社シュクレイ
お菓子のオリジナルブランドとショップブランドを創造する企業です。公式サイトでは「お菓子の総合プロデューサー」として、複数の菓子ブランドを展開しています。
ノベルティシール|製品ページ
企業の想いを、手に取れる形に。