PANTONE指定色と強粘再剥離で作るノベルティシール|kubell
このラベルのポイント
株式会社kubell様から依頼を受けた、社内配布用のノベルティシールです。
従業員がPCや仕事道具に貼ることを前提に、素材はユポ80μを選びました。粘着は強粘再剥離とし、貼り付きの強さと、剥がすときの糊残りの少なさを両立させています。
印刷方式は凸版印刷の各2色。PANTONE指定色に対応し、色校正を経てから量産に入りました。表面にはマットPPを加えており、擦れを抑えつつ落ち着いた質感に仕上げています。
完成イメージ
サイズは76×38mmの変形です。
4種類それぞれをPANTONE指定色で印刷し、マットPPで表面を保護しました。白い文字や色面を活かしたデザインで、社内配布用として1枚ずつ手渡しやすい形にまとめています。
仕上げは全抜き。シール本体と台紙を同じ形状でカットしているため、配布時に扱いやすく、受け取った側もそのまま保管できます。
課題と解決
| 課題 | 解決策 | 効果 |
| PCや仕事道具に貼りたい | ユポ80μを使用 | 紙素材より破れにくい |
| 剥がす際の糊残りを抑えたい | 強粘再剥離を採用 | 貼り付きと剥がしやすさを両立しやすい |
| ブランドカラーを再現したい | PANTONE指定色で印刷 | 色の基準を合わせやすい |
| 使用時の擦れを抑えたい | マットPPを追加 | 印刷面を保護しやすい |
| 1枚ずつ配布したい | 全抜き仕上げ | 台紙ごと渡しやすい |
技術設計
今回の仕様を決めるうえで軸になったのは、PCや仕事道具に貼るという使われ方です。耐久性、剥がしやすさ、色の再現性、配布のしやすさ、この四つのバランスをどう取るかで仕様が決まりました。
まず素材はユポ80μです。ユポは合成紙のため、紙素材に比べて水や破れに強く、日常的に触れる道具に貼るノベルティシールとの相性がいい素材です。
粘着は強粘再剥離を選びました。PCや備品に貼るシールは、簡単に剥がれないことと、剥がすときに糊が残らないことの両方が求められます。強粘再剥離であれば、この二つを両立させやすくなります。
印刷は凸版印刷の各2色です。PANTONE指定色で刷り、色校正を経てから量産に入りました。企業ノベルティでは色の印象がブランドイメージに直結するため、CMYK近似ではなく指定色を基準に確認しています。
表面にはマットPPを施しました。印刷面の擦れを抑えつつ光沢を控えた質感にできるため、PCや仕事道具に貼ったときも色や柄の主張が強くなりすぎません。
仕上げは全抜きです。変形シールを台紙ごと同じ形状でカットすることで、社内イベントや配布物として扱いやすい状態にしています。
素材について|ユポ80μ 強粘再剥離 + マットPP
特徴
- ユポは紙素材より水や破れに強い素材
- PCや仕事道具に貼るノベルティに向いている
- 強粘再剥離だから糊残りを抑えやすい
- マットPPで印刷面を保護できる
- PANTONE指定色と相性がいい
注意点
- 貼る面によって剥がれ方が変わる
- 長期間貼ったままだと糊が残ることがある
- 塗装面や特殊素材は事前に確認したほうがいい
- 屋外で長く使うなら別仕様の検討も必要
- 色味にこだわる場合は色校正で確認する
一般的なラベルと比較
| 比較項目 | 一般的なラベル | 本事例(※特徴) |
| 用途 | 短期配布や商品表示 | 社内配布用ノベルティシール |
| 素材 | 紙素材の場合が多い | ユポ80μ |
| 粘着 | 一般粘着が多い | 強粘再剥離 |
| 表面保護 | なしの場合もある | マットPPあり |
| 色指定 | CMYK近似の場合もある | PANTONE指定色 |
| 仕上げ | シートやロール | 配布向け全抜き |
仕様の詳細
| 材質 | ユポ80μ(強粘再剥離)+ マットPP |
| 寸法 | 76×38mm(変形) |
| 印刷方法 | 凸版印刷 |
| 色数 | 各2色(PANTONE指定) |
| 加工 | なし |
| 仕上げ | 全抜き |
| 量産納期 | 6営業日(土日祝を除く)〜 |
ノベルティシールでPANTONE指定色を再現するには
PANTONE指定色をノベルティシールで再現するには、印刷方式・素材・表面加工・色校正をまとめて検討する必要があります。
企業ノベルティの場合、色の印象がそのまま企業やブランドの認識につながります。CMYKだけで近似すると指定色とずれが出ることがあるため、PANTONEやDICといった色指定を基準に印刷する方法が有効です。
ここで見落とされがちなのが、同じPANTONE指定色でも素材によって見え方が変わる点です。白い紙、ユポ、透明素材、マットPP仕上げでは、インキの沈み方や表面の反射がそれぞれ異なります。
だからこそ、色を重視するノベルティシールでは量産前に色校正を行い、実際に使う素材と表面加工で確認しておく必要があります。配布後にPCや仕事道具へ貼られる用途であれば、色だけでなく擦れや剥がしやすさも合わせて検討します。
PANTONE指定色、ユポ、強粘再剥離、マットPPを組み合わせることで、色の再現性と使用感の両方を満たした社内配布用ノベルティシールに仕上げやすくなります。
この仕様が向いているケース
- 社内配布用のノベルティシールを検討している
- PCや仕事道具に貼るシールを作りたい
- PANTONE指定色での印刷にこだわりたい
- 量産前に色校正で確認しておきたい
- ユポ80μで破れにくさを確保したい
- 糊残りの少ない粘着を選びたい
- マットPPで光沢を抑えた質感にしたい
- 台紙ごと1枚ずつ配りやすい形にしたい
よくある質問
PCに貼るノベルティシールも制作できますか?
制作できます。PCや仕事道具に貼る用途なら、ユポやPETなどフィルム系の素材に表面保護を組み合わせた仕様が向いています。
剥がしたときに糊は残りませんか?
強粘再剥離は糊残りを抑えやすい仕様ですが、貼っていた期間や貼る素材、温度環境によって結果は変わってきます。
PANTONE指定色で印刷できますか?
対応できます。今回のシールもPANTONE指定色で印刷し、色校正を経てから量産に進みました。
マットPPを付けるメリットは何ですか?
印刷面を保護しつつ、光沢を抑えた質感に仕上げられる点です。PCや鞄への出し入れなど、擦れが起きやすい用途に向いています。
全抜き仕上げは配布用に向いていますか?
向いています。シールと台紙を同じ形状でカットするので1枚ずつ渡しやすく、ノベルティとして配布する場面で扱いやすい仕上げです。
まとめ
今回のポイントは、PCや仕事道具に貼るという使われ方に合わせて、素材と粘着を選んだことです。株式会社kubell様の社内配布用ノベルティシールとして、この条件を軸に仕様を組み立てました。
素材はユポ80μ、粘着は強粘再剥離とマットPPの組み合わせ。寸法は76×38mmの変形です。
印刷は凸版印刷の各2色で、PANTONE指定色に対応。色校正を経てから量産し、仕上げは全抜きにしています。
色の再現性、耐久性、剥がしやすさ、配布のしやすさをまとめて満たしたい場合は、こうした仕様の組み合わせが選択肢になります。
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お客様情報
| お客さま | 株式会社kubell / kubell Co., Ltd. |
| 業界 | 情報・通信業 |
| 事業規模 | 639名(2025年6月末時点) |
| 事業内容 | ビジネスチャット事業、周辺サービス 新規事業の開発運営 |
株式会社kubell
ビジネスチャット「Chatwork」を運営し、チャットを起点としたBPaaSサービスも展開する企業です。2024年7月1日にChatwork株式会社から株式会社kubellへ社名変更しました。
ノベルティシール|製品ページ
企業の想いを、手に取れる形に。