エンボスサンプルで最小の文字と線幅を比較してみました
エンボスは、素材やデザインの条件によって仕上がりの印象が大きく変わります。文字が小さく、線が細くなるほど、再現できるかどうかの見極めは難しくなります。
そこで、最小文字サイズ・線幅・素材ごとの違いを実物で確認できる、エンボスシールの仕上がり確認用サンプルを作りました。
デザインを作るときの判断材料に使ってください。
ご検討中のお客様にサンプルをご覧いただきたい
細かいイラストや極細線は、エンボスに向きません。線が細すぎたりデザインが小さすぎたりすると、圧をかけても版の溝に紙が入り込まず、凹凸が十分に出ないからです。
実務でよくいただく質問は、次のようなものです。
- 最小文字は何ptまで可能か
- 線幅はどこから安定するか
- 素材によって見え方はどれくらい変わるのか
どれも文章で答えるより、実物を見てもらった方が早い。今回のサンプルは、そのために作りました。
サンプル素材は全部で9種あります
エンボスは素材で凹凸の目立ち方が大きく変わるので、次の9種類で作っています。
- 上質55kg
- トレーシング
- マットコート
- 和紙コットン
- ミラーコート
- 銀ホイル(マット)
- 銀ホイル(グロス)
- 金ホイル(マット)
- 金ホイル(グロス)
素材ごとの凹凸の出方は、この9種を見比べると分かります。
サンプルパターン(文字サイズ・線幅)
使用データ条件
- 作成ソフト:Adobe Illustrator
- 書体:OTF-F 中ゴシック BBB Pro Medium
文字サイズ(7段階)
6pt / 9pt / 12pt / 15pt / 18pt / 21pt / 24pt
線幅(6段階)
0.25pt / 0.5pt / 0.75pt / 1pt / 2pt / 3pt
段階を刻んでいるので、どのサイズ・線幅から視認性と安定性が上がるかを実物で追えます。
実物で分かる傾向
フィルム素材ではエンボスは目立ちにくい
エンボスは表面に凹凸をつくる加工なので、紙とは相性が良く、フィルムとは相性がよくありません。
紙は圧をかけると、その形を保ちます。フィルムは反発力が強く、元に戻ろうとするため、凹凸が弱くなります。
金・銀ホイル紙はエンボスが最も目立つ
金や銀のホイル紙は、凹凸のエッジに影が出やすく、エンボスの効果が最もはっきり見える素材です。
対して白系の紙は、凹凸が控えめに見えます。白系で立体感を強くしたい場合は、紙を貼り合わせて厚みを持たせてからエンボスをかける設計が有効です。
サンプルのご利用について
このサンプルは、法人のお客様向けに仕上がり確認用として用意したものです。デザイン検討の参考にしてください。
文章や画像では判断しづらい凹凸の出方も、実物なら確認できます。
仕様相談をご希望の場合
サンプルで仕上がりを確認したうえで、実際の用途や条件に合わせて仕様を相談したい場合は、製品ページをご覧ください。
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エンボスシール|製品ページ
表面の凹凸をデザインする。
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