アテンションシール:貼るだけで店頭商品が多く売れます

| 2017.07.20

アテンションシールとは店頭で消費者の興味を引くシールを指します。ドラッグストアやコンビニエンスストアなどに陳列されている商品に、直接貼付された小さな広告を見かけたことがあると思います。それがアテンションシールです。

※他にもアイキャッチシールやポップシールとも呼ばれています。


(※このページは2018年9月28日に更新されました)



アテンションシールはどんな時に必要なのか?


アテンションとは、日本語に直すと【注目・注意】という意味です。つまり、注目を促すので店頭でのマーケティングに役立つシールとして活躍しています。クライアントの声を使わせてもらうと、「大きな小売店はアテンションシールを貼らないとウチの商品を置いてもらえない。」というケースもあるそうです。

店頭に並べられたパッケージのデザインは、既に商品の一部であり変更は出来ません。明確に商品の理解を得ようとすると、詳細はどうしても裏面になりがちです。残念ながら手に取らないと読んで貰えないことが多いのではないでしょうか。

店頭で売れない商品は、目立たないことが要因の一つとして挙げられます。どんなに商品に自信があっても売れなくては意味がありません。お店側にとっても売れない商品を店頭に置き続けたくないのが正直な見解です。とはいえ目立たない場所に置かれてしまっては本領を発揮出来ないケースも考えられます。

そこで、商品を目立たせ、心に響くコピーで消費者の購買意欲に訴求することのできるアテンションシールの出番というわけです。

まずは、商品を発見してもらことから始めて欲しいと思います。


アテンションシール
Look at me!!




そもそも目的は?


商品を発売した時点で、一つでも多く売ることがミッションに掲げられているかと思います。本望ではないとはいえ、売れないものを作ってしまうと、費やした労力が水の泡となってしまいます。大げさかもしれませんが、アテンションシールは消費者に商品を発掘してもらい、売り上げを向上させることを目的としています。



アテンションシールの役割


消費者の基本的な購入プロセスとしてAIDMAというモデルはご存知でしょうか。
例えば、化粧品を購入する際の消費者の行動パターンは下記のようになります。


アテンションシール



AIDMA

Attntion・注意)店頭で広告に注意を向ける
Interest・関心)その化粧品の効果に興味・関心を抱く
Desire・欲求)詳細を読み、商品情報を理解し、欲しくなる
Memory・記憶)他のお店や広告で商品を発見する内に記憶される
Action・行動)価値を感じ購入

これら一連の流れの頭文字を取ってAIDMAと言います。
アテンションシールはこのAIDMAというプロセスに貢献しています。

また現代は、インターネットにより新しい下記のようなAISASという購入プロセスもあります。


アテンションシール



AISAS
Attntion・注意)店頭で広告に注意を向ける
Interest・関心)その商品の効果に興味・関心を抱く
Search・検索)インターネットで検索して調べる
Action・行動)価値を感じ購入
Share・共有)満足感や体験をWEBサイトやSNSで発信

消費者は間違った選択をしたくないので、広告より他人の口コミ評価を参考にします。広告と口コミの、どちらを信じるかというアンケートを取ったところ、圧倒的に口コミの方が多かったそうです。

というように本当に良い商品は口コミで拡散され更に認知度を拡大させています。そのようなサイクルがAISASと呼ばれ、現代で最もモノが売れる手法とされています。まずは店頭にてアテンションシールで商品発見してもらい、最終的に共有される事を目的すると良いでしょう。



なぜアテンションシールを商品に貼付するのか?
メーカーにアンケートをとりました。

A社 類似品が多いから貼付しないと競合に埋もれて目立たない。
B社 貼付することで10%程度売り上げがUPしたから。
C社 付けるのが当たり前だと思っている、パッケージだけでは商品の説明面積が足りない。

このように使用経験のあるメーカーは一貫して、アテンションシールの効果や必要性を感じているようです。また、先述の通り小売店にとってアテンションシールは手放せないアイテムとなっているようです。

売り上げが伸び悩んでいる店頭商品があれば、アテンションシールの貼付を検討してみるのも良いかもしれません。




価格


アテンションシールはリスクも低く、比較的安く作成できるのが魅力です。まずは広告別に予算を比較してみました。

・テレビCMを放送すると3ヶ月で1〜2億円。
・ヤフージャパンのトップページに大型広告を1週間掲載すると大体1000万円。
・日経新聞(全国版標準サイズ)の1回の掲載料170万円。
・アテンションシール標準サイズは1万枚で約8万円〜(単価にすると約8円)

広告範囲が比較にならないとも言えるが、テレビ・WEB・新聞の広告は、店頭まで足を運ぶまで商品と対面することはありません。アテンションシールは、商品に直接貼付されているため広告範囲が狭いですが、消費者と商品の距離は最も近いと言えます。

標準サイズ(50×50mm)を10000枚の単価は、たったの8円(当社比)。つまり、商品に8円をプラスするだけで売り上げに貢献出来るので非常に手軽な価格です。アテンションシールは、中小企業にとって手が届きやすい広告手法の一つとして捉えてもらえたと思います。

更に貼付する・しない場合で、売り上げをデータ化すると費用対効果も確認でき、今後の対策も練る事ができます。

アテンションシール




作成の際に押さえておくべきポイントは?


消費者の気持ちになったキャッチコピーを考える事、認識しやすいデザインにする事。この2点に尽きます。


1、消費者の気持ちになったキャッチコピー

限られたスペースに自社の得意なことを全て載せようとして、ごちゃごちゃしたデザインをよく見かけます。気持ちは分かるが、アテンションシールは2秒間目に留まれば良い方です。

つまり、キャッチコピーは短く明快である必要があります。
例えば、シミの消えるファンデーションではどちらのキャッチコピーが有効的でしょうか。

A案:シミの消えるファンデーションを研究チームで完成。只今特許出願中

B案:シミが消え、10歳若返ったあなたと再会

なぜシミを消したいのか?そこに答えがあります。それは綺麗になる、つまり実年齢より若く見られたいからです。目線の同じ意見は対等な感情を抱きやすくなります。
A案は素晴らしいですが、研究チームで作った・特許出願中とは作り手の主張であり、消費者にとってそれほど関係性をもっていません。もし、明快な影響力を武器にするなら@コスメ◯◯部門No,1の方が興味を示してくれるでしょう。

つまりこの場合、瞬間的に訴求力を発揮するコピーはB案が正解となります。

このようにアテンションシールは、フック(心に響く)となるシンプルなコピーが売り上げを分けています。また、認知度の高いロゴマークや効果的な補足の文章やイラストも必要なのでレイアウトを工夫して、シンプルなデザインを心がけるといいでしょう。実際、定期的にご注文をいただくアテンションシールはシンプルなデザインが多いです。


2、認識しやすいデザイン

とはいえ、アテンションシールのデザインは、目立っても認識してもらわないと意味がありません。最初に気をつけてほしいのがパッケージと同化してしまう事。後付け感も必要です。かといって色を派手に使いすぎると内容がぼやけるうえに、ケバくなってしまうと悪い意味で目立ちます。ターゲットに響くような適切な目立ち方を社内で議論してください。デザイナーに頼むのも賢い選択です。

まずは、消費者の立場になってデザインすることが効果的なアテンションシールを完成させます。無関心だった消費者をレジまで誘導しましょう。衝動買いとはそういうものです。



まとめ


アテンションシールは、低コストで消費者に「発見してもらう」役割を担っています。ぜひ、効果的なコピーとデザインで消費者のついで買いを促してください。良い商品なら予想以上の広がりを見せてくれる商品に変貌するかもしれません。100円ショップのとある化粧水は、賞賛する口コミが1万件を超え、高級化粧品にも劣らない評価を得ています。結局今の時代、拡散が命です。まだ世の中への知名度の低い商品に、低コストで宣伝を貼り付け、効果を見守ってみるのも一つのマーケティングかと思います。

アテンションシール


ヒット商品への布石を打ってみてはいかがでしょうか。

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